突然ですが、あなたは仕事上のストレスを感じていらっしゃいますか?少なくとも私はずっと仕事上のストレス、特に上司との関係ではかなり悩んだ経験があります。仕事なので上司とは休日以外はほぼ毎日顔を合わせることになる訳ですが、もう本当に嫌気がさして胃がキリキリと痛かったり腸の調子が悪くなったりとストレスが身体に影響を与えてきた、そんなことがしばらく続いたことがありました。
ストレスは、やはり精神的なダメージから身体へ色々な悪影響を及ぼすものでありまして、毎日を心身ともに清々しく生きていく上ではしっかりとストレスを解消させることが大切です。そこで、今回は「仕事上のストレス」その中でも特に「上司との関係」で溜まるストレスをいかに解消させるか、またストレスを溜め込まない方法を私の経験からお伝えできたらと思っています。
仕事上のストレス
仕事においては、まず「仕事」そのもののストレスというものがあります。お金を頂く以上は、やはり自分の最大限の力を発揮させてお客様に満足してもらわなければなりません。そして、自分の与えられた仕事をしていく上ではたくさんの神経を使うことになります。ですから、「仕事」はそれを遂行していくだけで、かなりの神経を使いそしてストレスが溜まります。更には、お客様と直に接する機会が多ければ、やはり何かと気を遣うことが多くなって知らない間にストレスがかなり溜まっていたということもあるはずです。
上司との関係性
「仕事」をしていくということは、もうそれを遂行していくだけでかなり大変なことである訳ですが、そこに「上司」の存在があれば大変さは更に膨れ上がることにもなります。もの凄く部下のことを理解してくれて、そして部下が仕事をしやすいように常に気を遣ってくれる上司であれば、そんなやりがいがあって働きやすい仕事環境はないことでしょう。しかし、どんなにいい上司であってもお金を頂いて「仕事」をしているという関係上、お友達付き合いのような感覚では接することはできません。やはり、どんないい上司であったとしても気遣いからくるストレスは溜まるものだと私は思います。
嫌いな上司との関係でストレス倍増
いい上司であっても気を遣う訳ですから、自分本位の「上司」または自分と気が合わない「上司」であればその気遣いそしてストレスはどんどんと増していくはずです。そして、仕事ですから休日以外はほぼ毎日上司と顔を合わせることになります。
人は誰でも一旦「嫌い」なり「ダメ」なり「不合格」の烙印を押した人に対しては、よっぽどのことがない限りその烙印が覆ることはないと私は思っています。また逆に、一度そのような烙印を押すとその人と接する中でその人の短所がどんどんと目立つようになって、そして更にどんどんと嫌悪感が増していく、そういうものではないでしょうか。
一度「嫌い」な烙印を押した上司とほぼ毎日顔を合わせることで、さらに嫌悪感が増幅されていきます。そして、上司との関係性でそんな悪循環が繰り返されて、ストレスがどんどんと膨れ上がってくる、その状態こそがまさに「最悪」な訳です。
上司との関係で溜まるストレスの解消法
では、そのような「最悪」の状態になってしまったらどうすればいいのでしょうか?ここから以下、私が実際に試みてきた方法をお伝えしたいと思います。そこでまず、結論を申しますと、「自分が変わるしかない」そして「その状況はそう遠くない将来に変化する」ということですが、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
自分が変わるしかない
例えば、この「最悪」の状態を機に職場を変えたとします。でも、どういう訳か以前と同じような関係性が新しい上司との関係でも起こってしまうものなのです。具体的に説明しますと、例えば以前の上司が私の欠点に対する注意の仕方に対して、私がもの凄く嫌悪感を抱いていたとします。それで、例えばそれに耐えられないで職場を変えたとします。最初のうちは「感じのいい新しい上司だな」などと思っていたとしても、ある日その上司が私に対してなにか注意をしてきたとします。そして、おそらくそのことに対して私は「カチン!」と頭にくることでしょう。そして、それ以後その上司に対してもそのことをキッカケとして嫌悪感をもつようになり更にはそれが増幅されてくる、そういう同じような状況が起こってくるのです。
この事実は何を意味しているのかと言いますと、実は「問題」は「私の中にある」ということなのです。どういうことかと言いますと、私は「上から目線でものを言われることにもの凄く敏感であり、なおかつものすごく嫌悪感を抱く」という性格上、どんなにそれまでいい上司であったとしても「上から目線の一言」で「カチン!」ときてしまいます。ですから、こういうことで転職を繰り返すとすると、上から目線でものを言わない上司に出会わない限り永遠と職場を変えることになります。自分自身の問題点に気付かない限り、いくら職場を変えたところで同じような事が繰り返されるだけなのです。
話が少し極論過ぎたところもあるかと思いますが、でも話の本筋は分かって頂けるのではないかと思っています。確かに「上から目線でものを言う方が間違っている」という考え方もありますが、そこは一旦冷静に立ち止まってご自身の人生を大切にして頂きたいと思います。
自分の人生を大切にするとは、自分自身をしっかりと成長させることだと私は考えています。相手を責めたところで自分の成長はありません。そして、人生をより良く自分らしく豊かに生きていくためには「自己の成長」は不可欠です。人生の豊かさとは自己の成長なくして絶対に得られない、私はそう信じています。押し付けがましくて申し訳ありませんが、そこは譲れません。
話が少し脱線しましたが元に戻しますと、上司との関係で溜まるストレスに対しては、その解決策の1つは「自分が変わるしかない」ということです。では、「自分が変わる」とは実際にどうすればいいのでしょうか?その答えは次の話の中にそのヒントがありますので、続いてご覧ください。
状況はそう遠くない将来に変化する
では、更に話を進めていきたいと思います。職場の上司との関係で溜まるストレス、なんとかその解消法はないものか?ということですが、ではそのストレスについて、そのストレスの原因となっているものをもっと具体的な言葉に置き換えてみると、一体それは果たしてどのように表現されるでしょうか?
それは、「これからもこの先ずっとこの状況が続いていく」と考えるからこそ、よりそのストレスが心に重くのしかかってくるのではないでしょうか。そして、考えただけで精神的にどっと疲れてしまう訳です。「この上司といつまで上司と部下の関係を続けなければいけないんだ…、あ~気が遠くなる…ツライ…」おそらくこのようなエンドレスな気持ちが一番精神的にキツイのではないでしょうか。
でも、物事には必ず終わりが来ます。そして思っているよりも意外と早く来るものです。そして、自分の中での覚悟が決まれば今の状況は本当にあっという間に変化する、物事は意外とそういうものであると私は感じています。では、何を覚悟するのかと言いますと、それは「自分が変わるしかない」と覚悟を決めることです。
上司との関係性の中で見えてきた自分自身の「短所」、これをしっかりと受け入れてそして「自己の成長のための一歩」を踏み出すのです。例えば、「1日1回上司のいい所を探す」・「上司にねぎらいの一言を1日1回言う」・「自分の本当にやりたい夢に向かって一歩を踏み出す」などその「一歩」は人それぞれであると思います。でも、上司との関係性の中で見えてきた自分自身の「短所」、これがしっかりと見極められてしっかりと受け入れることが出来れば、実は「自己の成長のための一歩」は自然と出てくるものです。
「自己の成長のための一歩」を踏み出せば、人はその変化をすぐにキャッチしてくれるはずです。人は自分の事はともかく、他人のことに関しては「敏感」であったりするものです。であれば、自分自身が「自己の成長のための一歩」を踏み出すことで、周りの関係性が変わらない訳がありません。
勇気をもって「一歩」を踏み出す、
そのような人生にお互いに頑張ってしていきましょう!
本日は以上となりますが、ここまでのお付き合いありがとうございました。
コメント