記憶力を鍛えて、いつまでも創造的な人生をエンジョイする方法

記憶力を鍛える方法 アンチエイジング
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 「記憶力」、これは私の今までの人生において常に頭を悩ませてきたことです。過去を遡ること高校生の時に受けた日本史や世界史の歴史のテストでは、まったく覚えられないで散々な点数を取り自分の記憶力のなさをとっても痛感したことを今でもはっきりと思い出します。

 そして、私は記憶力のある方をとっても羨ましく思いながらも、なんとか記憶力を良くする方法はないものかと、特に社会人になってから試行錯誤を繰り返してきました。記憶力が良くなれば、仕事の効率が良くなったり更にはスキルアップで資格を取得出来たりといろいろとその恩恵を受けることが出来ます。

 また、記憶力を鍛える習慣があると、これから年々歳を取ってきて様々な老化現象が起こってくる中で、そのアンチエイジング対策としても効果を発揮してきます。ちなみに私事ですが、先にお話したように私は以前はとっても記憶力が悪かったのですが、その試行錯誤の結果おそらく今現在が人生の中で一番記憶力を含めた脳のパフォーマンスがいいのでは、と思っています。

 年齢を重ねるとともに一般的には「記憶力が衰える」と言われていますが、でも日々の中で頭を使うようにするちょっとした心掛けなり習慣をもつことで、その衰えを阻止または更に良くすることができると私は自分の経験も踏まえて思っています。

 脳は一生かかっても成長しきれないくらい「潜在能力細胞」が豊富にあり、また50代、60代になっても脳は鍛えさえすればどんどんと成長を続けていくという説もあるほどです。そこで、今回は私の経験も踏まえて脳の鍛え方の中でも「記憶力の鍛え方」を中心に話を進めていきたいと思います。

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記憶の質

 単に「記憶」と言いましても、「水は酸素原子と水素原子の組み合わせでできている」というような事実や事柄を覚えている「記憶」と、「先月は友人と一緒に旅行に行ってとても楽しかった」というような思い出のような自分の感情がその記憶に彩りを添えているような「記憶」と、その捉え方・感じ方などによって様々な「記憶の質」があるように感じられます。

 また、「水は酸素原子と水素原子の組み合わせでできている」という真理的な事実に対しても、理科の実験などで「水のできるその破壊力に驚きをとっても感じた!」というような体験があるのと、教科書にそう書いてあったから知っているというのでは、その事実に対する「記憶」であったとしても人それぞれまったく「記憶の質」が異なるのではないかと思われます。 

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記憶の方法

 では、ここから脳内への記憶をスムーズにして、そしていつでも必要な情報がサッと頭の中の引き出しから取り出せる、そんな方法とはどのような記憶法なのかという話に入っていきます。

 先ほどの「水は酸素原子と水素原子の組み合わせでできている」の例をここでも取り上げてみます。そして、この事実を頭にしっかりと記憶するためにはどうすればいいのか?ということですが、記憶力のいい人というのはこの事実を必ず「五感」で捉えているはずです。

 五感とは「視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つの感覚」のことですが、例えば実験でその事実をしっかりと記憶したというのであれば「実際に見て」(視覚)そして「そういう体験をした」(触覚)という視覚と触覚の「五感」で捉えているということになります。

 もし、教科書に書いてあるその事実をしっかりと記憶したというのであれば、その記憶は頭の中で「イメージ」がちゃんと出来上がり、そして実際に実験したのと同じ感覚でその事実がイメージ上で体験されているはずです。ですから、イメージの世界で「見て」(視覚)・「体験」(触覚)してやはり「五感」で感じているのです。このように「記憶」を頭の中にしっかりと定着させるためには、「五感」をフル回転させることがとっても重要となるのです。

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記憶のコツ

 では、更に記憶力を鍛えるにはどうすればいいのか?ということについて話を進めていきます。「水は酸素原子と水素原子の組み合わせでできている」という例をまた利用しますが、この文章などを丸暗記することを一生懸命に頑張り続けることで記憶力が鍛えられる訳ではないのは、今までの話の流れで理解して頂けるかと思います。

 しっかりと記憶ができたということは、「水は酸素原子と水素原子の組み合わせでできている」こととはどうことなのかを五感を使って「なるほど!」というレベルでしっかりと理解していることこそが、しっかりと「記憶」できているということになります。例えば、数字を覚える時なども「1122(いい夫婦)」みたいに語呂合わせを使うとよく覚えられるのも、「ただの数字の羅列」が「イメージ出来る意味をもった数字の羅列」に変わることではるかに記憶に残りやすくなるからです。

 私が高校生の時の歴史が良く覚えられなかったのは、文字のみを記憶しようということに精を出していたので頭にぜんぜん残らなかったのです。そうではなくて、その歴史の文章を読みながらその時代を頭の中で「再現」して「自分なりのイメージの世界」が広がっていたならば、本当に楽しくまた自然と記憶出来ていたと思います。

 いま私が人生の中で一番記憶力がいいですし、またこの先記憶力が衰えるとはあまり考えられないと思うのは、「自分なりのイメージ」の世界を意識的に作りだすように心掛けているからなのです。「五感」をフルに使って「自分なりのイメージの世界」をしっかりと構築し続ければ、どんどんと記憶力を高めることが出来るのではないか、私は自分自身の経験からそう感じています。

 お互いに記憶力を鍛えて、いつまでも創造的な人生をエンジョイしたいですね!

 本日は以上となりますが、ここまでのお付き合いありがとうございました。

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