私自身も40代も半ばを過ぎてくると、人生も折り返し地点を通過した感じが一層強まってくる感じが日に日に感じられます。人生の経験値も20代30代の時よりは上がる反面で、逆に物事に対する新鮮さを常に取り入れることを怠っていると、どんどんと退化してくるので日々の注意そして心掛けが大切だとも痛感しています。
基本的に人は誰しも「楽を選ぶ」・「楽をしたい」という気持ちがあるものだと思います。でも、この「楽をしたい」という気持ちは怠惰への道へ転げ落ちる危険も含んでいながら、また逆に過度のストレスから身体を守ろうとする本能的な防御手段でもあるように感じられます。ストイックに自分を律しし過ぎると、その反動として身体には極度のストレスがかかり過ぎて体内のいろいろなバランスが崩れてきます。
ですから、「楽をしたい」という気持ちと上手く折り合いをつけながら「向上心を保ち続けて」いくことが、歳を重ねることによる退化または老化から身を守り、更には人生を楽しむ方法ではないかと私は思います。そこで、今回は「脳の老化から身を守り」更には「人生を楽しむ方法」を、私なりにご提案させて頂きたいと思います。
脳の老化現象
10代20代くらいはそれほど気にならなったのに、30代40代となってくると段々と人それぞれの生き方の違いが顕著になってくる感じがします。思考は現実化するとはスピリチュアルな世界でよく言われることですが、やはり特に「人の外見や雰囲気」はその人の人生の生き方をよく表していると思います。歳は同じくらいなのにすごく若々しい感じがして「本当に同年代なの!?」と疑いの気持ちさえ抱いてしまう、そんな方もいらっしゃいます。
実年齢とは関係なく、いつまでも若々しくいられるためにはどうすればいいのか?また、実際に年相応に見えない若々しい方達はどんな生活をしているのか?やはり、その答えは身体全身の司令塔である「脳」さらにはその脳の「使い方」に違いがあるのは間違いないでしょう。
日々筋トレをして身体が引き締まってきたのに、しばらく休んだ途端に元の体形に戻ってしまった、こんな経験はないでしょうか?筋肉が付いてきたり筋肉が落ちてきたりすることは外見からはよく分かることなので気付きやすいですが、外からは見えない「脳」も使わないとどんどんと「退化」していきます。若い時よりも物覚えが悪くなった、必要な時にとっさに名前が出てこなくなったなど「脳」も使うことを怠ると「脳の衰え」いわゆる「脳の老化現象」がどんどんと起こってきます。
日々、脳を鍛える
では、使わないと日々衰えていく「脳」を現状維持、さらにはより成長をさせるにはどうすればいいのでしょうか?まずは、「読み」「書き」「計算」を試みるという方法が一般的にはよく言われているように感じます。これらはある共通点でくくると、「やや面倒くさい作業」という共通点があるように感じられます。「読み」「書き」「計算」をする上では、物事を客観的に捉える必要があるので必然的に頭を使わなくてはなりません。ですから、そのような負荷で頭に刺激を与えることで「脳の退化」を防ぐという理屈におそらくなるのでしょう。
ちなみに、私自身は日々「読み」「書き」「計算」を意識的に心掛けてはいません。私の場合は、結果的にというか自然に「読み」「書き」「計算」をしている、そんな感じでして本当に気に留めていません。どういうことかと言いますと、私は自分自身の夢に向かって日々生きていますので日々どんどんと新しいことを吸収しなくてはならないですし、調べることも膨大です。また、自分の考えをまとめる事も多いですし、更には日々のスケジュールをいかに効率よくスムーズにできるかも常に考えています。
私自身の手前味噌が続いて少しウンザリされたかと思われますが、ここで私が申し上げたいことは「脳の老化防止」に役立ちそうなことをあえてすることももちろん大切だと思いますが、それよりも「自分の本当にやりたいこと」・「自分が情熱を注ぎ込めるもの」そのような事に全力で力を注ぎ込むことの方が「脳の老化防止・アンチエイジング」には一番ではないかということです。
向上心をもって、日々生きていくことこそが結果的に「脳を鍛える」ことになって、脳も退化せず逆に成長し続けるものだと私は自分の今の状態からも言えます。
「でも、向上心と言っても、それを持ち続けるのはなかなか大変なんだよね…。」そんな声が聞こえてきそうです。それでは、続いてそんな向上心を持ち続けるコツを私なりにお伝えいたします。
向上心を持ち続ける秘訣
「向上心を持ち続ける」と言っても言うほど簡単なことではないですし、この記事の最初にお伝えしたように人間は本来「楽をしたい」という気持ちがあります。また、自分自身を向上させようとすれば、やはり成長のためには「苦難」が必ず付きまといます。「苦難」が続けば、心が折れてしまう可能性も高くなるのは必然なことです。
では、常に向上心を持ち続けることが出来る人というのは、メンタルがとても強い人に限られるのでしょうか?それはおそらく、「Yes」であり「No」であるように私は思います。最初は誰だってメンタルは弱いはずです。そして、物事を「続けていく」ことで段々とメンタルが鍛えられて強くなってくる、そういうものではないかと私は思うのです。
では次に、ここで今回の記事のポイントである「向上心を持ち続ける秘訣」とはどういうものなのか?それは「なんでもいいので毎日何かしら楽しみながらチャレンジできるものを見つけて、失敗を恐れずにとりあえずチャレンジしてみる」そういう心掛けが大切であり秘訣であると私は思いますし、実際に私は日々そのように心掛けて何かしらにチャレンジしています。
向上心と言うと、「勉強」とか「苦しいこと」に果敢にチャレンジとかそういうイメージがあるかもしれませんが、日常の中のほんの些細な事に対して「自分なりにこだわりをもってチャレンジしてみる」それを日々心掛けることで自分自身の中に「向上心の芽」が育ってくるはずです。ちなみに最初うちはチャレンジは毎日「1つ」で十分です。チャレンジ精神が段々と自分の中に育ってきたら「1日2つ3つ」とチャレンジする数を増やせばいいですし、更には「勉強」とか「苦しいこと」に果敢にチャレンジするのもいいかもしれません。
「向上心の芽」をしっかりと育てることなく、「勉強」とか「苦しいこと」に果敢にチャレンジとか大きな目標にいきなりチャレンジをし始めるので、途中で「心が折れて挫折」してしまうのです。チャレンジするのは、日常の些細な事で十分です。そして、簡単にできるものでもいいのですができたら「ほんの少しの努力」を必要とするものをお勧めします。それは、「ほんの少しの努力」をしてチャレンジしたものはそのチャレンジが達成されると「達成感」を味わうことが出来るからです。この「達成感」がチャレンジのツラさを癒して、そして次に繋がる「モチベーション」が自身の心に芽生え始めて、これこそが「続けていく」ことの原動力となるのです。
最後に、私自身が日々チャレンジしていることを1つご紹介したいと思います。それは「家の庭掃除」でして、時間にして1日5分~30分くらいでかなり幅があるのですが雨の日以外はほぼ毎日しています。ほぼ毎日「めんどくさいな~」と思って始めるのですが、掃除が終わるとキレイになった庭を見て必ず心の中に何かストンと落ちる達成感が残ります。ポイントなので付け加えておきますが、「全部をキレイに掃除していない」ですからそこは勘違いしないで下さい。今日できる「ほんの少しの努力」のところだけをキレイにしているだけです。
日々「ほんの少しの努力」をする思考と行動で、お互いにいつまでも若々しくありたいですね!
本日は以上となりますが、ここまでのお付き合いありがとうございました。
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