自暴自棄から上手く抜けだし、そして自暴自棄に対処する心構え

　突然ですが、あなたは事がどうにも自分の思い通りにいかなくて自暴自棄になったことはあるでしょうか？私は（以前は）どちらかというと自暴自棄になりやすい性格でした。今現在は自分なりに色々とセーブが利きますが、以前は本当に自暴自棄になりやすくて苦労したものです。

　私は２０代の頃、長引く体調不良が続いて「人生とはこんなにも思い通りにならないものなのか…」と何度も落胆した経験があります。そして、やけっぱちになって心がささくれたことは数え切れないほどです。健康的に生き生きとした人生に憧れる反面、体調不良状態から実際には抜け出すことが出来ない、そのようなジレンマにどうにもならない苛立ちをよく感じたものです。

　今私は４０代半ばですが、日々健康的に気持ちも前向きに生きていることが出来ています。そして、今は健康体にはなり身体の事で悩むということは少なくなりましたが、生活の中で物事がなかなか思うようにならない時は、自暴自棄っぽい考え方が頭をかすめることがあるのも正直なところです。でも、なんとか自暴自棄の方にはいかずに踏みとどまることは出来ています。そして、私は今後の人生において自暴自棄になることはおそらくないという強い思いがあります。それは、自暴自棄になりそうな時に「対処する術」を（今まで苦しみながらも）しっかりと身に付けてきたという自負があるからです。

　そこで、今回は「自暴自棄から上手く抜けだし、そして自暴自棄に対処する心構え」ということで、私の考え方を少しお伝えできたらと思っています。

自分自身を大切にする心

　まず、冷静になって考えてみますと自暴自棄になったとして「自分自身には得は１つもない」ということです。自棄になったところで何も良い方向へと変わらないですし、却って害の方がとっても大きいものです。それは、自暴自棄とはどうにもならない今の現状に対して苦しい・つらいそのような状態を忘れたい，そして今の不愉快な気分を取り除きたいという手っ取り早い憂さ晴らしであるからです。今の現状を冷静に受け止めてこれからの道を模索するという行為をすることなく、ただ単に今の現状からの回避手段として手っ取り早い自棄な行動で物事は良くなるはずはありません。

　私は過去、自棄になっている時に「本当はこんなことをしていても何の解決にもならない…」という冷静な自分というか本能のつぶやきのようなものを時々感じたものです。そして、そのような感情に対してやや後ろめたさを感じながらも、自棄になっている気持ちが止まずに、又どのように自分自身と折り合いをつければいいのか分からずにいました。そして、その後さんざん自棄になった行動が尽きると、抜け殻のような気持ちそして虚しさが押し寄せてきました。少し冷静になってくると、自棄になった自分を恥じる気持ちとともに自分を卑下する感情も湧きだしてきたものです。今改めて思うことは、思い通りにならないことが多かったとしても自棄を起こさずにもっと「自分を大切」にするべきであったという後悔の気持ちが起こります。

自暴自棄から抜け出し、対処する心構え

　では、物事が思うようにいかなくて自暴自棄になりそうな時に、「その自棄が起こる気持ちからどのようにしたら抜け出すことができるのか？」という事に対する対処法なり心構えをここから私の経験でお伝えできたらと思います。

　私は以前、長引く体調不良に悩まされていたときに「なんで自分だけがこのような状態にならなくてはならないのか！？」というような気持ちがとても強かったです。そして、「自分だけがなぜ」・「自分だけがなぜ」という気持ちが、いま振り返ってみて本当に強かったと思い出されます。

　今現在はお陰様で健康な身体で日々過ごすことが出来ています。そして、ここで「当時と今を比較して一番何が違うのか？」と考えてみますと、今は「自分自身の身体とよく向き合えている」ことが当時の私との一番の違いではないかと思います。

　今現在、私は日々冷静に自分自身と向き合って、そして「しっかりと今の自分の状況を把握」するように心掛けるようにしています。そうして「しっかりと今の自分の状況が把握」できていると、自然とその対処の仕方も上手くいくことが多いです。また、健康になることに限らず「しっかりと今の自分の状況が把握」できていると、不思議なもので自然と「道は開けてくる」ことが多いようにも感じます。

　ちなみに、私が「自分自身の身体」と向き合う時に心掛けていることは「自分の呼吸」をよく意識するということです。「自分の呼吸」を意識するようにしていると、「今現在の自分の色々な状態」をよく知ることが出来てきます。そして、例えば「呼吸が浅いな…」と感じられれば、深い呼吸をするようにして身体全体に酸素をたっぷりと送り込んであげるようにします。

　また、私もやはり生身の身体ですからいくら以前より健康になったとしても、「頭が痛い」とか「お腹の調子がいまいち」とか体調の波みたいなのは日々色々とあります。でも、朝「今日の調子は最悪…」という感じであったとしても、その後「整った呼吸」を意識して心掛けていると、昼過ぎには調子が戻っていたりするようなことが多いです。結局１日トータルで考えてみると「今日も健康であった！」ということになっていて、そして日々「健康が維持出来ている」という事に繋がっています。

　ではここで、この記事タイトルである「自暴自棄から抜け出し、対処する心構え」の「答え」とはどのようなものであるのか？ということに対しては、しっかりと「今の自分の状況を把握」するように心掛けるようにして頂きたいというのが私なりの解答です。

　自暴自棄の状態というのは自分の悪い面にばかり目が向いてしまっている、そのような意識の状態であると思います。そこで、ゆったりとした呼吸でもしながら頭を冷やし、今現在の「自分の幸せ」について色々と考えを巡らせてみます。

　「幸せ」というものは、意外と足元にゴロゴロと転がっているものです。このことは当ブログの他の記事でも書いていますが、「幸せ探し」は私自身が自暴自棄から抜け出した方法の１つでもありましてかなりお薦めです。

　例えば、極端な例ではありますが「今、生きている」ことも幸せなことの１つです。「今、生きている」ということは、特別な事をしなくてもそれだけで十分に幸せなことであると私は最近つくづく感じます。そして、意外と「今、生きている」ということを心から幸せと感じられた瞬間に自分の無限の可能性が目の前に開けてくる、そのような感覚も同時に私は感じます。

　しっかりと「今の自分の状況」を把握して今現在の「幸せ」をいっぱい感じて、そして芽生えてきた「感謝」をもって自分の可能性にチャレンジしていけば必ず「道は開けてくる」と私は信じています。

　４９％自暴自棄になったとしても５１％自分の可能性を信じて自分の可能性に挑戦し続ける、そのような人生をお互いに歩んでいきませんか！

また、
恋愛での自暴自棄から
脱却する方法については

「自暴自棄になる恋愛から卒業！
　恋愛で自暴自棄になったその心を癒す対処法とは」

を参考にしていただけたらと思います。

そして、

当記事は
以上となりますが
ここまでのお付き合い
本当にありがとうございました。