「夢を持った生活」というとどのようなイメージを持たれるでしょうか？毎日夢に向かって一歩ずつ進んでいるその感覚がとても気持ちよくて、そして生き生きとして心身ともに充実して毎日がエネルギーに満ち溢れて本当に人生を心から楽しみ満喫している、そのようなイメージを持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
ここでいきなり私事の話で恐縮ですが、２０代頃の私は特に夢もなくてその日の気分で生活するというスタイルで、そして家にほとんどいないであちらこちらに出掛けては遊び回っていたりしていました。そして、それなりに満喫した生活をしていたはずなのですが、今思い返すとその当時のことをあまり良く思い出すことができないのです。その当時は心から充実した日々を送っていた訳ではなかったので、おそらく日々の出来事が感情に深く刻み込まれるということがなくてあまり良く覚えていないのかもしれません。
それから、その後ちょっとした風邪を引いてからは、それがなかなか治らずに体調不良が続いて気分的にもすぐれない、そのような日がかなり続いたという経験をしました。そして、身体の調子が悪くなってみて初めて「健康」であることのありがたさを身にしみて感じて、「どうしても健康になりたい！」という「夢」を今までの人生で初めて本気で持ったのでした。
それから、すぐに体調が良くなった訳ではないのですが、日々「健康」になるために試行錯誤を繰り返すという生活スタイルは、当時の私にはある意味とても「画期的」でした。人は「夢」をもつと今この瞬間からでも「変わる」ことができると言われたりしていますが、私もその考え方には身をもって賛成です。
アクティブな生活
私は体調不良を改善して「健康」になるために色々なことを試行錯誤してきたのですが、「今」と「その当時」を比較して一番何が変わったのかと言いますと、それは「意識」だと自分では思っています。では、どのように「意識」が変わったのかと言いますと、色々なことに日々「挑戦」・「チャレンジ」をする気持ちが出てきて、そしてその意識が日々とても強くなっていると感じるのです。
今現在、私は朝起きてから「うわぁ～、今日の体調は最悪…」と感じたとしても、朝食をとってすぐに仕事をスタートさせます。そして、本当に「限界」であれば仕事の能率が著しく悪いですし体調も回復をしてこないので、すぐに横になったりして身体を安静にさせます。でも、今まで本当に「限界」であった時というのは、かなりの寝不足であったということ以外はなかったですし、また「うわぁ～、今日の体調は最悪…」と感じていたとしても、多少無理をしてでも仕事をどんどんと進めていると段々と身体の調子が良くなってくることの方が意外と多かったりするものです。
本当に身体が疲れているのであればしっかりと「休息」を取ることが第一ですが、「ちょっと調子が悪いかな…」くらいの程度であれば、色々とアクティブに仕事なり生活なりをした方が意外と身体の調子が良くなってくるもののような気がします。
身体の調子がいまひとつという時は、おそらく身体の各機能が良く働いていないことが多くて、そして色々とアクティブに動き出すと身体全体の血液の流れが良くなって身体の各機能の働きも良くなってくるのではないかと思います。
そして、日々アクティブに生活をしていると身体は自然と健康体へと向かっていくものではないかと、私は自分自身の経験からとても強く感じるのです。
夢を持って情熱的に生きる
以前体調不良であった頃、私はかなり神経質なところがありまして、そしてまた何をするのでも「失敗」することをとても恐れていました。「失敗をすることはダメなんじゃないか…、失敗したらどうしよう…」というように、大した根拠がある訳ではないのにいつもそのような感情を抱いていました。
「何かにチャレンジして失敗をすると、もう元には戻れない…」、今考えるとよく分からない精神状態なのですが当時の私にとってはそれが当たり前の感覚でさえありました。そして、そのように心がいつもどこか不安定な精神状態というのは、とても「ストレス」が溜まりやすいようで、当時の私は日々かなりの「ストレス」状態にあってそして「倦怠感」を日々感じていました。更に悪いことに、「今日は調子が優れないから、ムリはしないでいよう…」という感じにアクティブとは真逆なスタンスを取り続けていました。
神経質で心がどこかいつも不安定でそしてストレスが溜まりっぱなし状態であれば、体調が優れない日が続くのは目に見えています。でも、今はそのように考えることができたとしても当時の私には「この体調不良の原因が何なのか…、まったく見当もつかない…」そのような状態でした。
しかし、どういう訳か「どうしても健康になりたい！」という気持ちだけは本当に強かったのです。大袈裟かもしれませんが、その当時は本当に喉から手が出るほど「健康」に憧れました。そして、今とても強く実感することは、本当に喉から手が出るほど「健康」に憧れて良かったと心から思っています。それは、「健康体」になれたということだけではなくて、「健康」になるために色々と試行錯誤をしてきた「経験値」が今の自分を支えている強い自信となっているからです。
日々色々とチャレンジと試行錯誤をしたりしていると、経験しないと絶対に分からないことが分かってきたりして意外とそういうことが楽しかったりして、また新しい発見を求めて更にチャレンジするというような楽しみ方をしたりもしていました。あるチャレンジを試してみたとしてもなかなか上手くいかないことは、本当に山の数ほどありました。でも、その１つ１つの積み重ねの「経験値」が、物事をより良く変化させていく上ではとても大切であるというも同時に学ぶことが出来たりして本当に色々と学ばせてもらいました。
例えば、経験しないと絶対に分からないことの例としては、物事を「継続」させていく「心構え・モチベーションの保ち方」などはまさにそれです。手前味噌で恐縮ですが、私はかなりの経験をした上で「心構え・モチベーションの保ち方」に関しては相当熟知しているという自信があります。物事を「継続」させていくことが出来れば、色々な可能性が広がってきますから、私にとっては本当にかけがえのない自分自身の「財産」です。
「夢」というとなにか大きな人生の目標というようにも感じられるかもしれませんが、日々の中でこだわりをもってアクティブにそして情熱的に生きている、そして生きることこそがまさに人生の夢であると私は思います。そして、そのような生き方をしていると、自分の可能性が広がって人生がより開けてくるものではないかとも思うのです。アクティブにそして情熱的に生きているとそれに見合って身体機能も自然と高まってきて、そしてそのような身体の状態こそが一番輝いていて美しくもある、そういう状態なのではないかとも私は思うのです。
「意識が変わる」と自分の見えている世界が変わってきて、そしてまた自分を取り巻く環境も変化してくるものです。自分の可能性に挑戦して明るい未来を常にイメージしながら、こだわりをもって生きていくことが心身ともに美しく健康であり続ける秘訣であり、また自分らしく自己実現していける究極の方法であると私は思っています。
お互いに日々情熱的に、そしてアクティブに生きていきましょう！
本日は以上となりますが、ここまでのお付き合いありがとうございました。
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