キッチン収納のコツ、実は道具選びより「動線」が9割だった

キッチン 収納 こつ 掃除
この記事は約14分で読めます。

キッチンの引き出しを開けるたびに、
なんだか散らかっている気がする。

「収納グッズをたくさん買ったはずなのに、
なぜか片付かない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

収納ボックスやカゴを買い足しても、
しばらくするとまた元通り。
そんな経験を繰り返している方は、
実はとても多いようです。

この記事では、
キッチン収納がリバウンドしない本当のコツを、
「動線」という視点からお伝えします。

特別な収納グッズを買い足さなくても、
今あるスペースの使い方を見直すだけで、
驚くほどキッチンが変わることがあります。

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  1. 収納グッズを増やしても片付かない、本当の理由
    1. 「とりあえず収納グッズ」が招く落とし穴
    2. 収納の基本は「グループ分け」「余裕」「動線」
    3. SNSで見た理想のキッチンが、自分の暮らしに合うとは限らない
    4. ありがちな失敗パターン
  2. 「ワークトライアングル」に隠れた、迷わないキッチンの作り方
    1. シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ三角形
    2. 三角形が整うと、行き来する歩数が減る
    3. 賃貸の狭いキッチンでも考え方は応用できる
    4. 調味料の配置を見直しただけで変わったこと
  3. モノに「住所」を与えるだけで、散らかりが止まる
    1. 定位置管理という考え方
    2. 住所を決める3つのステップ
    3. 「一時置き場」をあえて公式に作っておく
    4. ラベリングで家族にも伝わる仕組みに
  4. 「しゃがまない・背伸びしない」高さに、使うものを置く
    1. 腰から目線までのゴールデンゾーン
    2. 毎日使うマグカップを、なぜか一番上の棚に入れていた話
    3. 引き出しは手前と奥で頻度を分ける
    4. 調理家電は、コンセントの近くに配置する
  5. 角と隙間、キッチンの”眠っているスペース”を掘り起こす
    1. コーナーラック・回転棚で角を活かす
    2. 冷蔵庫横のスリムな隙間も収納に変わる
    3. 壁面はS字フックでフル活用できる
    4. シンク下は「立てる収納」で見渡せるように
    5. 扉の裏側も、立派な収納スペース
  6. 収納は「詰め込む」のではなく「余白を残す」こと
    1. 調理台のスペースを死守する
    2. 冷蔵庫にも同じ考え方が使える
    3. 収納スペースの8割ルール
    4. 完璧を目指さない、小さく始める
    5. 「使ったらその場で戻す」5秒ルール
    6. 「片付けが苦手」と感じている人ほど、変わりやすい
  7. それでも収納グッズを買うなら、どのタイミングがいいのか
    1. 「動線と住所」が決まったあとに買う
    2. 迷ったら、まず100円ショップで試す
    3. 買う前に採寸しておく習慣
    4. 月に一度、5分だけ見直す習慣

収納グッズを増やしても片付かない、本当の理由

キッチン収納がうまくいかないとき、
つい「収納グッズが足りないのかな」と
考えてしまいがちです。

百円ショップや雑貨店に行って、
かわいいカゴやボックスを見つけると、
つい買い足したくなりますよね。

でも、散らかる本当の原因は、
モノの量や道具の性能ではないことが多い
ようです。

「とりあえず収納グッズ」が招く落とし穴

収納グッズを先に買ってしまうと、
「このカゴに何を入れようか」という
順番になりがちです。

本来は逆で、
「何をどこにしまいたいか」を先に決めてから、
必要な道具を選ぶ
のが正しい順番だといわれています。

順番が逆になってしまうと、
サイズが合わなかったり、
結局使いにくかったりして、
また新しいグッズを探すことになってしまいます。

気がつけば、
使っていない収納グッズが
戸棚の奥に眠っている。

そんな経験がある方は、
決して珍しくないはずです。

「収納グッズを増やすこと」自体が
目的になってしまうと、
本末転倒になってしまいます

あくまで主役は、
毎日の家事をスムーズにすることであり、
収納グッズはそのための
脇役にすぎません。

この記事を読み終える頃には、
収納グッズを探す前にできること
いくつも見えてくるはずです。

ひとつずつ、
一緒に見ていきましょう。

収納の基本は「グループ分け」「余裕」「動線」

キッチン収納の基本は、
収納物を種類ごとにグループ分けすること、
収納スペースに余裕を持たせること。

そして収納場所を「作業の流れ」に合わせて決めること
3つだといわれています。

つまり、モノをどこにしまうかを決めるとき、
「空いているから」という理由だけで
場所を選んでしまうと、
使うたびに遠回りをすることになってしまうのです。

収納グッズを買い足す前に、
一度立ち止まって考えてみたいこと
があります。

それが、次にお伝えする「動線」という考え方です。

SNSで見た理想のキッチンが、自分の暮らしに合うとは限らない

SNSや雑誌で見かける
おしゃれなキッチン収納を見ると、
つい真似したくなりますよね。

でも、家族の人数も、
料理の頻度も、キッチンの形も
家庭ごとに違う
のが当たり前です。

他の人にとって使いやすい配置が、
自分にとっても使いやすいとは限りません。

大切なのは、
「見た目が整っているかどうか」よりも、
自分の家事の流れに合っているかどうか
基準に考えることです。

ありがちな失敗パターン

収納の見直しでつまずきやすい
パターンには、共通点があります。

  • 収納グッズを先に買って、あとから使い道を考える
  • 「いつか使うかも」で、使っていないものを残し続ける
  • 家族の意見を聞かずに、自分だけのルールで配置する
  • 一気に完璧を目指して、途中で疲れてやめてしまう

心当たりがある方も、
気づけたこと自体が、
すでに大きな一歩
です。

誰しも最初から
うまくできるわけではありません。

失敗のパターンを知っておくだけでも、
同じつまずきを
繰り返さずに済みます。

次の章から、
ひとつずつ具体的な考え方を
お伝えしていきます。

難しい専門知識は
一切必要ありません。

今日から、
少しずつ試せることばかりです。

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「ワークトライアングル」に隠れた、迷わないキッチンの作り方

シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ三角形

キッチンの世界には、
「ワークトライアングル」という
昔からある考え方があります。

シンク・コンロ・冷蔵庫の3か所を
線で結んでできる三角形のことで、
この三角形が正三角形に近いほど、
作業動線が良い
とされています。

洗う、切る、火にかける、冷やす。
料理という作業は、
この3点を何度も行き来しながら進んでいきます。

三角形が整うと、行き来する歩数が減る

収納を考えるときも、
この三角形を意識してみると
見え方が変わってきます。

「よく使うものほど、
この三角形の内側や近くに置く」

たったこれだけのことなのですが、
毎日の料理で行き来する歩数は
確実に減っていきます。

逆に言えば、
どんなにおしゃれな収納グッズを揃えても、
この三角形から外れた場所に
よく使うものを置いてしまっていたら――

使うたびに面倒に感じてしまうのも
無理はないのかもしれません。

賃貸の狭いキッチンでも考え方は応用できる

「うちはワンルームだから、
三角形も何もない」
と感じる方もいるかもしれません。

コンロと流し台が一体になった
狭いキッチンであっても、
冷蔵庫までの距離だけでも意識することで、
考え方は十分に応用できます。

調味料はコンロのすぐ横に、
まな板や包丁はシンクの近くに。
そんな小さな配置の見直しだけでも、
毎日の作業はぐっと楽になります。

ワンルームキッチンの場合、
作業スペースそのものが
限られていることも多いはずです。

そんなときは、
折りたたみ式のまな板や、
シンクにかけられるラック
を使ってみてください。

限られたスペースを、
一時的に広げることができます。

「狭いから収納が難しい」とあきらめる前に、
今ある空間をどう組み合わせるか
考えてみる価値はありそうです。

調味料の配置を見直しただけで変わったこと

たとえば、
よく使う塩・こしょう・醤油などの調味料
コンロからいちばん遠い棚にしまっている、
というケースは意外とよくあります。

火を使っている途中で
調味料を取りに行くたびに、
コンロから離れなければならない。

これでは、せっかく火にかけた鍋から
何度も目を離すことになってしまい

落ち着いて料理をしにくくなってしまいます。

調味料をコンロのすぐ横や、
手を伸ばせば届く引き出しに移すだけで、
料理中の小さなストレスが
ひとつ減っていきます。

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モノに「住所」を与えるだけで、散らかりが止まる

定位置管理という考え方

家の中にあるすべてのモノに
「住所」を与えることを
「定位置管理」と呼びます。

この住所が決まっていないモノは、
使うたびに置き場所を探すことになり、
結果として「とりあえずここに置いておこう」という
仮置きが積み重なっていってしまいます。

逆に住所が決まっていれば、
モノがさまようことがなくなり、
使った後も自然と
元の場所に戻しやすくなるのです。

住所を決める3つのステップ

住所を決めるときは、
次のような順番で考えてみると
迷いにくくなります。

  1. 引き出しや棚のものを一度すべて出してみる
  2. 「よく使う」「たまに使う」「ほぼ使わない」で分ける
  3. 使う頻度が高いものから、動線の近くに配置する

一度にすべての場所をやろうとすると
大変に感じてしまうので、
引き出しひとつ分から始めるのがおすすめです。

たとえば調味料であれば、
「塩・こしょう・砂糖」は
コンロ横の一段目。

「乾物・スパイス」はその下の段、
というように細かく
住所を割り振ってみます。

最初は少し面倒に感じても、
一度住所が決まってしまえば、
その後はずっと楽になる
のが
この方法の良いところです。

「一時置き場」をあえて公式に作っておく

郵便物や書類と同じように、
キッチンにも
「今すぐ住所が決まらないもの」
出てくることがあります。

買ってきたばかりの食材、
洗い終わったばかりの調理器具など、
一時的に置いておきたいものです。

そんなときのために、
「一時置き場」用の小さなトレーやカゴ
あらかじめひとつ決めておきます。

そうすると、散らかって見える場所が
1か所に集約されます。

「片付いていない場所がひとつだけ」という状態は、
「あちこちに散らばっている」状態よりも
気持ち的にずっと楽になります。

ラベリングで家族にも伝わる仕組みに

この「住所」を、
自分だけでなく家族にも
伝わる形にしておくのもおすすめです。

引き出しにラベルを貼っておくだけで、
誰が片付けても迷わない仕組みになります。

「あれ、これどこにしまうんだっけ」
という小さな迷いが積み重なると、
片付けそのものが億劫になってしまいます。

特に一人暮らしから
家族との暮らしに変わったタイミングでは、
「自分ルール」がまだ
誰にも共有されていないことがよくあります。

お子さんが小さいご家庭なら、
絵や色でラベルを作るのもひとつの方法です。

文字が読めなくても、
「ここに戻せばいいんだ」と
感覚的にわかるようになります。

逆に、家族の誰が使っても
同じ場所に戻せる仕組みができれば、
「自分ばかり片付けている」という
モヤモヤも少しずつ減っていく
かもしれません。

掃除のやる気がなかなか出ないという方には、
掃除のやる気が出ないのは、範囲の広さが原因だったという
記事も参考になるかもしれません。

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「しゃがまない・背伸びしない」高さに、使うものを置く

腰から目線までのゴールデンゾーン

キッチンの棚には、
高い場所、低い場所、
そして腰の高さから目線の高さまでという
出し入れしやすいゾーンがあります。

このゾーンは、
しゃがんだり脚立に乗ったりせずに
手が届く場所なので、
つい何でも詰め込みたくなってしまいます。

ですが、ここに使用頻度の低いものを
詰め込んでしまうと、
出し入れしにくい状態になり
ます。

結果的に片付けが面倒になって、
「出しっぱなし」の原因になるといわれています。

高さのゾーン 向いているもの 理由
目線〜腰の高さ 毎日使う食器・調理器具 しゃがまず・背伸びせず取れる
上段(背伸びが必要) 季節ものの食器・来客用の食器 使う頻度が低いため多少の手間は許容できる
下段(しゃがむ必要) 鍋・フライパンなどの重いもの 重心が低く安全、頻度もそこまで高くない

毎日使うマグカップを、なぜか一番上の棚に入れていた話

「よく使うものほど、
きれいに見える場所にしまいたい」

そんな気持ちから、
お気に入りのマグカップを
あえて目立つ一番上の棚に飾っていた

という方も多いのではないでしょうか。

見た目としては素敵でも、
毎朝それを取るたびに
背伸びをするのは地味に負担がかかります。

「お気に入りだから、いい場所に置きたい」という気持ちと、
「よく使うから、取りやすい場所に置きたい」という機能。

この2つは、
実は分けて考えたほうがうまくいくことが
多いようです。

引き出しは手前と奥で頻度を分ける

引き出し収納の場合も、
考え方は同じです。

使用頻度の高いものは手前に、
そうでないものは奥に
収納するのが
基本とされています。

菜箸やお玉など、
毎日のように手に取る調理道具は
引き出しの一番手前に。

製菓道具やたまにしか使わない道具は、
奥のほうにしまっておく。

「よく使うもの」と「たまに使うもの」を
分けて置くだけで、
毎回の探し物の時間が減っていきます。

調理家電は、コンセントの近くに配置する

電気ケトルやミキサーなど、
コンセントを使う調理家電は、
コンセントの位置そのものが動線を決めてしまうことがあります。

せっかく取り出しやすい場所にしまっても、
延長コードを毎回引っ張ってくるようでは、
結局使うのが億劫になってしまいます。

使いたい家電と、
コンセントの位置をセットで考えることも、
動線づくりのひとつの視点です。

一人暮らしの生ゴミの保管場所に悩んだことがある方は、
一人暮らしの生ゴミ対策!ゴミ収集日までどこに置く?臭わない保管場所3選
あわせて読んでみてください。

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角と隙間、キッチンの”眠っているスペース”を掘り起こす

コーナーラック・回転棚で角を活かす

キッチンの角にできるデッドスペースには、
コーナーラックや回転棚が
とても有効だといわれています。

回転棚は、
奥のものが取り出しにくい
角のスペースに向いているアイテムです。

「奥にしまったものを、
結局忘れてしまう」
という悩みにも、
回転させて手前に持ってくる仕組みは
相性がよいようです。

冷蔵庫横のスリムな隙間も収納に変わる

冷蔵庫の横や、
壁と棚の間にできる細い隙間も、
実は見逃されがちなスペースです。

ここにスリムなラックを置くだけで、
調味料やストック食材、
キッチンペーパーなど、
細々としたアイテムがきれいに収まります。

「収納スペースが足りない」と感じたときこそ、
新しい家具を探す前に、
角や隙間を一度見直してみる価値がありそうです。

壁面はS字フックでフル活用できる

もし壁にレールやバーが取り付けられるなら、
S字フックを使った吊るす収納
有効な選択肢のひとつです。

お玉やフライ返しなどの調理器具、
軽めの鍋やザルなどを吊るしておけば、
引き出しや棚のスペースに
余裕を持たせることができます。

ただし、吊るしすぎると
かえって生活感が出すぎてしまう
こともあるため、
本当によく使うものだけに絞るのがコツです。

シンク下は「立てる収納」で見渡せるように

シンク下の収納は、
奥行きがあるぶん
奥のものが見えなくなりがちです。

フライパンや鍋を重ねずに立てて収納するだけで、
何がどこにあるか
一目で見渡せるようになります。

重ねて収納してしまうと、
一番下のものを取り出すたびに
上のものをすべて動かすことになります。

そのわずらわしさが、
「出しっぱなし」につながってしまうこともあるようです。

扉の裏側も、立派な収納スペース

シンク下やコンロ下の
扉の裏側も、
意外と見落とされがちな場所です。

フックやポケット付きのラックを取り付ければ、
ラップやアルミホイル、
スポンジのストックなど。

薄くて軽いものを、きれいに収納できます

「収納スペースが足りない」と感じたときほど、
新しい家具より先に、
今ある扉や壁の裏側を確認してみる
ことをおすすめします。

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収納は「詰め込む」のではなく「余白を残す」こと

調理台のスペースを死守する

収納を頑張るあまり、
つい調理台の上まで
モノで埋めてしまうことはないでしょうか。

調理台には、
一般的に60〜90cm程度のスペース
確保しておくとよいとされています。

作業スペースが確保できていないキッチンは、
どれだけ収納を工夫しても
使いづらさが残ってしまう
ものです。

調味料入れや調理家電を並べたくなる気持ちも
よくわかりますが、
まずは手を動かすスペースを
確保することを優先してみてください。

冷蔵庫にも同じ考え方が使える

「余白を残す」という考え方は、
戸棚や引き出しだけでなく、
冷蔵庫にもそのまま応用できます

冷蔵庫がぎっしり詰まっていると、
奥にしまった食材の存在を
忘れてしまいがちです。

気づいたときには
賞味期限が切れていた、
という経験がある方も
多いのではないでしょうか。

「詰め込みすぎない」ということは、
節約にもつながる
という意味でも、
覚えておいて損はない考え方です。

収納スペースの8割ルール

収納棚や引き出しをぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、
新しく増えたものの置き場所がなくなり、
結局あちこちに仮置きが発生してしまいます。

収納スペース全体のうち、
2割ほどは余白として残しておく意識を持つと、
新しく増えたものにも対応しやすくなります。

詰め込むことよりも、
「戻しやすさ」を優先して
少し余裕を持たせてみてください。

完璧を目指さない、小さく始める

収納の見直しは、
一度にすべてをやろうとすると
かえって続きません。

まずは引き出しひとつ、棚ひとつから、
今日ご紹介した考え方を
試してみるだけでも十分です。

「動線を意識する」
「モノに住所を与える」
「余白を残す」。

この3つを頭の片隅に置いておくだけで、
キッチンに立つ時間が
少しずつ心地よいものに変わっていくはずです。

「使ったらその場で戻す」5秒ルール

住所が決まったあとに
意識してほしいのが、
「使ったら、その場ですぐ戻す」という習慣です。

「あとでまとめて片付けよう」と
思っているうちに、
仮置きがどんどん増えていってしまいます。

1つのモノを戻すのにかかる時間は、
たった5秒ほどのはずです。

その5秒を後回しにしないことが、
実はいちばん効果的な散らかり対策
なのかもしれません。

「片付けが苦手」と感じている人ほど、変わりやすい

「自分は片付けが苦手だから」と
思い込んでいる方ほど、
実は伸びしろが大きいものです。

これまでは
「センスがないから片付かない」と
感じていたかもしれません。

でも、ここまで読んでいただいた通り、
散らかる原因の多くは
センスではなく「仕組み」にあります。

仕組みは、
誰でも今日から作り直すことができます。

「自分には無理」とあきらめる前に、
まずはひとつの引き出しだけ試してみてください

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それでも収納グッズを買うなら、どのタイミングがいいのか

「動線と住所」が決まったあとに買う

ここまで「グッズより先に動線」
とお伝えしてきましたが、
収納グッズそのものを
否定しているわけではありません。

動線を見直し、モノの住所が決まったあとであれば、
収納グッズはとても頼もしい味方になります。

「この場所に、この大きさのケースがあれば、
もっと使いやすくなりそうだ」。

そんなふうに「先に困りごとがあって、
それを解決するためにグッズを選ぶ」
という順番であれば、
失敗しにくくなります。

迷ったら、まず100円ショップで試す

いきなり高価な収納家具を
買う必要はありません。

まずは100円ショップの仕切りケースやカゴ
試してみて、使い勝手を確かめます。

そのあとで、
本格的なアイテムを検討するという
順番でも十分です。

「せっかく買ったのに合わなかった」
という後悔を減らすためにも、
まずは気軽に試せるもので
様子を見てみてください。

買う前に採寸しておく習慣

収納グッズ選びで
よくある失敗のひとつが、
サイズが合わなかったというものです。

棚の高さや奥行き、
引き出しの深さを
あらかじめメモしておきます

それだけで、店頭やネットショップで
迷わず選べるようになります。

スマートフォンのメモ機能に
キッチンの各所のサイズを
控えておくのもおすすめです。

月に一度、5分だけ見直す習慣

どんなに丁寧に住所を決めても、
暮らしが変われば
持ち物も少しずつ変わっていきます。

新しい調理家電が増えたり、
お子さんの成長で
使う食器が変わったりすることもあるでしょう。

月に一度、5分だけで構わないので、
「今の住所は、まだ合っているか」を
見直す時間を作ってみてください。

大がかりな片付けをしなくても、
小さな見直しを繰り返すだけで、
リバウンドはぐっと起こりにくくなります

完璧な状態を一度作ることよりも、
「ちょっとずつ整え続けること」のほうが、
実は長い目で見ると近道なのかもしれません。


今日ご紹介したキッチン収納のポイントを、
最後に3つだけ振り返っておきます。

考え方 ひとことで言うと
動線 よく使うものほど三角形の近くに置く
定位置管理 モノに「住所」を与えて迷わなくする
余白 詰め込みすぎず、2割ほど空けておく

今日ご紹介したキッチン収納のポイントは、
ひとことで言えば
「道具選びより、動線と定位置」です。

収納グッズを買い足す前に、
まずは今あるキッチンの中で、
よく使うものがどこにあるかを
眺め直してみてください。

最初は小さな見直しでも、
続けていくうちに、
「あれ、今日は片付けがラクだったな」と
感じられる瞬間が増えていくはずです。

毎日何度も立つ場所だからこそ、
少しずつでも、
心地よいキッチンに近づけていけますように。

今日ご紹介した中で、
「これならできそう」と思えたものが
ひとつでもあれば、
ぜひ今日、試してみてください。

収納は、一度作って終わりではなく、
暮らしの変化とともに
少しずつ育てていくものです。

今日のキッチンが、
明日も、来年も、
少しずつ心地よく育っていきますように。

今日の小さな一歩が、
これから先の毎日を
ずっと支えてくれるはずです。

キッチンに立つたびに
小さなストレスを感じていた日々が、
少しずつ、
穏やかな時間に変わっていくはずです。

今日も、明日も、
何度も立つことになるその場所が、
少しでも心地よい時間になりますように。

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