記事冒頭に
いきなり突然でありますが、
当記事を読んでみようと思われた
お母さまはおそらく
(お子さまに対して
一生懸命に
勉強を教えられているなかで)
「どうしても
イライラとしてしまって仕方がないし
子供に対しての口調も
段々と怒った言い方になってしまう
・・・
子供も反抗的になり
お互いにストレス
・・・
勉強を教えるなにか
いいコツみたいなものはないものか…」などと
お悩みのことではないかと
失礼ながらもお察しします。
また、
当ブログ管理人である私自身は
過去に塾の講師や家庭教師を
10年以上してきたなかで
数多くの小中高の生徒さん達と
一緒に勉強をしてきたという
経験がありますが、
当記事では
そのような私なりの経験を踏まえて
(〝子供に勉強を教えるとイライラが募る
その「シンプル」な解決法〟ということで)
【(当記事の)結論】は
『(お母さまが
教えられる内容を徹底的に
お勉強されるとともに)
お子さまの
〝感情〟につねに寄り添いながら
〝共感〟を大切にして
一緒に勉強をしていただきたい』として、
以下、
お母さまのお悩みに対して
何かそのヒントになれることを
お話していければと思っています。
子供に勉強を教えるとイライラする
私は過去に
塾の講師や家庭教師を
長くしてきた経験から、
お母さまが
お子さまに対して
(勉強を教えられるなかで)
「この子は
なんでこんなことも分からないの?」
「私がこんなに
一生懸命に教えているのに
この子にはぜんぜん伝わっていない…
なんか私だけが
熱くなっているみたい…」などと
だんだんと〝イライラ〟が募る
そのお気持ちは
本当に痛いほどよく分かります。
私自身も過去に
(生徒さん達と一緒に勉強をしながら)
「俺がこんなにも
一生懸命に説明しているのに
生徒さん達には伝わらず
・・・
なんか俺だけが1人
熱くなって空回りしている…」と
よく思ったものですし、
(なかなか理解してくれない
生徒さんに対して)
「なんでこんなことも分からないの…」と
(数数え切れないほどに)
〝イライラ〟とした経験があります。
子供に勉強を教えるイライラでストレス
そして、私はそのような
(なかなか理解してくれない
生徒さん達に対して)
イライラしている自分自身が
ものすごく嫌で
「俺は人に
勉強を教えるのは
向いていないのかも…」と
自己嫌悪に陥ったことも
かなりありますし、
授業が終わり
残りの仕事を仕上げて
帰宅する頃には
ストレスで精神状態がボロボロの
私自身がいたものです。
しかし、私は
(私を信用して雇ってくれた
塾や家庭教師の親御さまに対して)
「ここで逃げるわけにはいかない!」
という思いで
なんとか
踏み止まって頑張りましたが、
私にとって
毎回毎回の授業が
本当に〝イライラ〟と
〝ストレス〟との闘いでした。
そして、また
(そのようにストレスの塊であった
私とは対照的に)
塾の講師の先生のなかには
生徒さん達と
ものすごく息が合って
(1人1人の生徒さん達と)
信頼関係が築けている
先生もいらっしゃいました。
生徒さん達は
塾に来るなり早々に
(その先生に)
「先生!宿題ちゃんとやってきたよ!」
などと
気軽に話しかけていたりして、
私は同じ講師として
「なにが違うの…?」と
よく思ったものです。
また、私は
少し聞き耳を立てて
その先生の授業の様子を
聞いてみたりもしたことがあるのですが、
無駄なおしゃべりのない
私の授業とは完全に真逆で
とても楽しそうに
授業が展開されている
その雰囲気はとても印象的でした。
私は授業が終わると
(ストレスから解放されて)
「やっとおわった……」と
その解放感に浸ることが
多かったのですが、
その先生は
笑顔で生徒さん達に
「ちゃんと宿題してくるのよ!
わかった!?」
などと
話しかけられていて、
生徒さん達は(それに対して)
「はーい!」と
笑顔で答えていたその状況は
当時の私には
さらに衝撃的でもありました。
そして、私は
(ストレスでボロボロになっている
私とは対照的なこの光景に)
「この先生は
教科の専門的な観点から言えば
専門性はけっして高くはないよな
・・・
俺の方が
よっぽど深く理解している
・・・
なのに
この先生に教わる生徒さん達は
みんな目を輝かせて
よく分かるという表情をしている!
いったい俺と何が違うのか…?」と
よく思ったものです。
子供に勉強を教えるイライラを抑えるコツ
感情に共感する
私はそれから
「生徒さん達と
どのような方法で一緒に勉強をしたら
・・・
あの先生のように
生徒さん達は目を輝かせて
よく分かるという
表情をしてくれるようになるのか?」と
考えるようになり、
私の〝(授業の)スタイル〟を
〝1〟から見直すということを
真剣に考えて
試行錯誤を繰り返しました。
そして、私は
(そのように試行錯誤を繰り返すなかで)
その先生と私の決定的な〝違い〟は
〝生徒さん達の『感情』に
しっかりと寄り添えているかどうか〟
であるということが
だんだんと分かってくるようになり、
また、
その先生は
生徒さん達のちょっとしたことを
とてもよく
〝見て〟〝感じている〟ということも
分かり始めてきたのです。
その先生は
生徒さん達の〝学習内容〟に対しては
もちろんのこと
「この生徒さんは
今どんなことを感じているのかな?」と
生徒さん達の〝感情面〟にも
ものすごく寄り添うことを心がけていて、
生徒さん達1人1人の
〝学習内容〟はもちろん
生徒さん達が授業を受けながら
感じている〝感情面〟にも意識を向けながら
授業をされていたのです。
そして、生徒さんが
「今日は
受験のことで
親と言い争いをしてしまって…」
などという話を(その先生に)すると、
(その先生は)
「そっか…
それで○○君は
今日は集中できていなかったのかな…」
などと
生徒さんの〝感情〟に寄り添うとともに、
「じゃあ、○○君は
今日はちょっと集中しにくい
状態みたいだから
無理をしないでね!
・・・
でも、
せっかく塾に来たんだから
これとこれだけは
しっかりと覚えて帰ろうね!
テストも近いしね!」
などと
生徒さんの〝感情〟に合わせるようにして
授業を進めていたのでした。
そして、それから
私も(その先生を真似て)
「目の前の生徒さん達はいま
どんなことを感じているのだろうか?」と
生徒さん達の
〝感情面〟に意識を向けるようにして、
「なんか
今日は集中力がないみたいだな…
落ち込んでいるのかな…?」
などと
生徒さんの〝感情〟に
少し寄り添うような
気持ちを持つように心がけましたが、
(私自身
そのような気持ちを持つことで)
生徒さん達との心の距離が
少しずつ近くなっていくのを
実感として
感じられるようになっていきました。
そして、不思議にも私が
(そのように教科の内容よりも)
「昨夜は(学校の)宿題が大変で
よく寝ていなくて
・・・
眠くて眠くて
仕方がないのかもしれない
・・・
でも寝ないように
必死に頑張っているんだね!」などと
生徒さんの〝感情面〟に
寄り添おうと心がけることで、
(生徒さんと私との間に)
なにか連帯感のような
不思議な〝感覚〟が生まれて、
生徒さん達の方から
「(今日は)もうちょっと頑張ります!」
などと
頑張ってくれる姿勢を
見せてくれたりすることも
徐々に増えてきたりもしたのです。
そして、私は
(そのような私自身の心がけとともに)
生徒さん達との関わり合いの中で
〝(自分自身の)これまで〟を振り返り、
それまでは
「生徒さんには
今日はこれを絶対にできるようにして
もらわないといけない!」という
自分の思いだけが先行して、
「目の前の生徒さんが
今どんなことを
感じているのか?」ということに
ぜんぜん
気にもしていなかったと
恥ずかしながら
ようやく気付くことが出来てきて、
(人は誰でも
相手が自分のことばかりを話していて
こちらの気持ちを
ぜんぜん察してくれないでいたとしたら
「つまらないな…」と感じるように)
生徒さん達も(私の授業で)ずっと
「つまらないな…」と
感じていたのかもしれないと
ようやく気付くこともできたのです。
〝『共感』することの大切さ〟
お母さまも
お子さまの〝感情〟に
まずは〝共感〟するように
心がけられることで
お子さまとの心の距離が近くなり、
お子さまも
(「(お母さんに)
分かってもらえてるかも!」と
感じることで)
「ちょっと頑張っちゃうかな!」と
やる気が一気に上がり
頑張ろうとする姿勢を
見せてくれるものと思われるのです。
分からない気持ちに共感する
また、私は
〝『共感』することの大切さ〟
という観点から
(生徒さん達と一緒に勉強をする)
その〝内容面〟についても
〝共感〟を意識するように
心がけてみましたが、
そのように心がけることで
(それまでの反応が
「あれは嘘だったのか…」と思えるほどに)
ほとんどの生徒さん達が
「なるほど!そういうことか!」と
目を輝かせてくれるようになったのです。
では、ここで
(生徒さん達と一緒に勉強をする時に
その〝内容面〟についても
〝共感〟を意識するということについて)
少し詳しくお話してみますと、
例えば、ある生徒さんが
『60を素因数分解しなさい』
という問題が解けない時に、
「60を2で割って30になるから
また2で割って15にして
今度は2だと割り切れないから
3で割って…」などと
私が矢継ぎ早に説明をしたら、
生徒さんは
「え…?
何言ってるの…?
ぜんぜん分からない
・・・
なんで
最初に2で割らなくちゃいけないの?
・・・
6とかで割ってはダメなの?
・・・
割り切れる数ってどうやって探すの?
ていうか
そもそも〝素因数分解〟ってなに?」
などと
おそらく心の中で
モヤモヤとするはずです。
そして、また
教える側は
生徒さんが抱えている
このような
〝分からない〟ことすべてに対して
しっかりと〝説明〟できることが
求められていて、
教える側は
生徒さんのそのような
〝分からない〟ことに対して
ちゃんと〝説明〟できるように
しっかりと〝勉強〟していることも
求められているものと思いますが、
教える側がこのとき
(目の前の生徒さんに対して)
『60を素因数分解しなさい』
という問題が解けない
その〝理由〟を
生徒さんの〝感情〟に
寄り添いながら
一緒に考える姿勢を持ち続けることで、
(だんだんと
お互いに〝共感〟が生まれて)
生徒さんの瞳が(徐々に)
「分かった!」と輝き始めるものです。
お母さまが
お子さまに勉強を教えられるときは
どうか
お母さまが
その教えられる内容を徹底的に
お勉強されるとともに、
お子さまの
〝感情〟につねに寄り添いながら
〝共感〟を大切にして
一緒に勉強をしていただきたいと
思うのです。
お母さまがお子さまに
勉強を教えられるということは
(実のお子さまであるが故に
私などが他人さまのお子さまと
勉強するのとは違い)
そのイライラとする度合は
私の想像をはるかに超えていて
とても大変なことであり、
また、お母さまは
「やっぱり‥
私ではダメなのかな…」
などと思われることも
もしかしたらあるのではないかとも
思われるのですが、
しかし、
お母さまが少しだけ
〝視点〟を変えられるだけで
意外にも驚くほどの
〝効果〟が発揮されますから、
どうかあきらめずに
お子さまの〝感情〟と
素直に向き合っていただきたいです。
目的を1つに絞る
そして、さらに
【(当記事の)追記】として
(私の経験から
とても有効と思われる
お母さまがお子さまに
勉強を教えられる時の)
【(1つの)教え方】を
ご提案したいと思いますが、
お母さまは(お子さまに対して)
(「あれを出来るようになってほしい!
これも分かるようになってほしい!」と
あれもこれもと要求されることなく)
「これ(1つ)だけを
絶対に出来るようになってほしい!」と
(お子さまに理解して
出来るようになってほしいことを)
【1つ】に絞って
(「【10回】教えて
分かってもらえればいい!」
くらいの気持ちで)
腹をくくられて、
また、
(お子さまと
いっしょに勉強している時に
イライラとされてきたら)
休憩をはさみながら
「我が子は
なんで理解してくれないのか?」
「先ほどの(私の)説明で
(我が子は)なんで理解できないのか?」
「教え方を変えた方がいいかな!」などと
(お子さまに対するアプローチを
あれこれと試行錯誤されて)
教え方を
【(少しずつ)改善されていく】
そういう方法を採られるのが
良いと思うのです。
そして、
(お母さまが
お子さまに対して
そのように
粘り強くアプローチされることで)
お子さまは
「お母さん(ママ)!分かった!」という時が
必ず訪れますし、
お母さまも
「この子は〝ここ〟で
ずっと〝つまずいて〟いたんだ!」
ということが分かり、
また、さらに
お母さまが
(そのように)お子さまが
どこでつまずいているのかということが
分かれば、
(その後)
お母さまの教え方も
お子さまに合ったものとなり
(お子さまの)勉強も進むものです。
ちなみに、
人が
【いい〝アイデア〟を出す】時とは
そのアイデアのことについて
一生懸命に〝考えた〟あとに
いったん
(そのことについて)考えるのを止めて、
ボーッとしたり散歩したりして
【一度〝アイデア〟から離れてみる】と
(〝脳全体の血流〟が良くなって)
いいアイデアが浮かびやすくなると
(科学的には)言われていますが、
お母さまが
(お子さまに勉強を教えられるなかで)
「なんでこんなことも分からないの…」と
イライラとされてきたら、
(いったんその場から離れたり
お子さまと他の話をされたりして)
イライラとされていることから
〝(一度)離れる〟ことで
いい解決策が思いつきやすくなります。
ですから、
お母さまは(お子さまに対して)
これだけは
絶対に理解して
出来るようになってほしいことを
【1つ】に絞り
(〝教え方〟を少し試行錯誤されて)
【工夫】を繰り返されることで、
お子さまが
理解して出来るようになるまで
(場合によっては)
〝2・3日〟くらい
もしかしたら
〝1週間〟くらい
かかってしまうことも
あるかもしれませんが、
お母さまは
お子さまの〝つまずき〟が分かることで
(その後の)お母さまの教え方は
お子さまの理解度に添ったものとなり
(お子さまの)勉強も必ず
そこからだんだんと加速するはずです。
頑張ってください!
以上、
当記事はここまでとなりますが
最後までご覧いただきましたこと
本当にありがとうございました。
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