勉強しない中学生への接し方にお悩みのお母さまの「唯一」の心得

勉強しない中学生への接し方 勉強
この記事は約14分で読めます。

「まったく
 勉強しない中学生の我が子に
 どのように接すればいいのか?
 なにか
 よい対策(なり方法)はないものかな…」

(記事冒頭に
 いきなり突然でありますが)

当記事を読んでみようと思われた
お母さまはおそらく
勉強しない中学生のお子さまへの接し方
戸惑いを感じてお悩みのことと
失礼ながらもお察しします。

また、
当ブログ管理人である私は
過去に塾の講師や家庭教師を
10年以上してきた中で
数多くの中学生の生徒さん達や
そのお母さま方と
接する機会がありましたが、

当記事では
そのような私なりの経験を踏まえて

(〝勉強しない中学生の
  お子さまへの接し方〟として)

(当記事の)結論】は

お母さまは

(お子さまが
 何を考えているのか
 という〝考え〟に対してではなく)

お子さまの『感情』に寄り添い

(お子さまが
 「どんなことを感じているのか?」という)

感情面に対して意識を向ける〟ように

してみていただきたいということで、

以下、お母さまにとって
(より具体的に)
何かそのヒントになれることを
お話していければと思っています。

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勉強しない中学生への接し方に戸惑う心

では、まず

勉強しない
 中学生のお子さまへの接し方
 戸惑いを感じていらっしゃる)

お母さまの
お気持ち〟をお察ししますと

お子さまが
小学生から中学生になられて
日々心身ともに成長をされている
そのお姿を見て嬉しく思いつつも

(お子さまが小学生の時は
 素直にお母さまの言うことを
 よく聞いていたのに)

中学生になってからは
だんだんと
素直に言うことを聞かなくなったり
反抗的にもなったりして、

でも、

(そのような
 自我が目覚める時期であるからと)

お子さまの自主性を尊重して
本人に任せてみようと
少し距離を置いてみようとも
思われる反面、

お子さまが
お友達と遊んでばかりや
ゲームばかりをしていたりしていて
一向に勉強しようとしない
そのような態度に対して
お子さまの将来のことを思ったり
高校受験を控えている状況を考えると、

「自主性を尊重して
 距離を置くだけでは
 よくないのではないか…
 との思いが
 ふと頭をよぎってしまうけれども
  ・・・
 ではどのように
 子供と接すればいいのか?」などと

思われていらっしゃることではないかと
お察しします。

私自身も(以前に)
塾の講師や家庭教師をしてきた中で
自分〟という自我を持ち始めている
中学生の生徒さん達に対して

どのように接すればいいのか?」と

いろいろと悩んだ時期がありましたが、

お母さまの戸惑う
そのお気持ちは
私の想像をはるかに超えていると
思われてなりません。

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勉強しない中学生への接し方の前に

また、ここで

(勉強しない
 中学生への接し方について
 お話する前に)

勉強しない中学生の思いとは
 どのようなものか?」

ということについて
(私の経験から)
少しお話をさせていただきますと、

塾に通う
(または)家庭教師を頼むという
生徒さん達とは

そもそも

勉強のやり方が分からない

自宅で1人で勉強できない

という理由が
そのほとんどであったりします。

そして、また

(実際に塾に通ったり
 家庭教師を頼んだ経験のある)

生徒さん達に
勉強〟について尋ねてみると
ほとんどの生徒さん達は

勉強しなくては…」と思っていたところ、

塾に通い始めるとか
家庭教師を頼むということを
親御さんに半強制的であったり
(または)自らの意思で決めた
話していた生徒さんが多かったです。

しかし、中学生になって

(1人で勉強をするとか
 塾に通い始めるとか
 家庭教師を頼むということもしない)

まったく勉強しないお子さま達でも

(このように
 「勉強をしなくちゃ…」と
 積極的に思わずとも)

心の奥底では

勉強しないとヤバいかも…」と

思っているものと思うのです。

もし仮に、

中学生の時から

私は勉強はしない!」と

はっきりと決めた
お子さまがいたとしたら、

勉強以外で
自分のやりたいこと
しっかりと見つかっていることと
思われますし、

また、逆に
お友達と遊んでばかりだったり
だらだらとゲームばかりしている
お子さま達というのは、
自分のやりたいことがある訳でもなく
またそのようにだらだらとできる
環境に甘えてもいる訳ですから、

学校での周りのお子さま達が
塾に通ったり
家庭教師を頼んでいたり
または自力で頑張っている姿を見て、

心の奥底では

勉強をしなくては…」と思うのは

ある意味自然なことであると
思うのです。

しかし、

そのような中学生のお子さま達は

(そのように思いつつも)

やる気が出ない…」というのも

またある意味
正直な気持ちであるとも
思うのです。

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勉強しない中学生への接し方

勉強しない中学生への接し方の心得

では、改めて

勉強しない中学生への接し方
 どのようにすればいいのか?」

ということですが、

(私の考えとしては)

お母さまは

お子さまの『感情』に寄り添う〟という

(お子さまが何を考えているのか
 ということではなくて)

お子さまが

どんなことを感じているのか

ということを
感じてみていただきたいと
思うのです。

お母さまが
(中学生の)お子さまの
学校生活や友達関係
授業の様子などを
お子さまとの会話や雰囲気から
なんとなく想像をしてみるとともに、

お子さまが
学校から家に帰ってきて
部屋でゲームをしながら、
または、外に出掛けて
お友達とぶらぶら遊びながら

お子さまが

なにを感じているのか〟ということを、

お母さまは
(お母さまご自身の
 〝感情〟ではなく)
お子さまが〝感じて〟いると
思われる〝感情〟を
素直に感じるように
してみていただきたいのです。

そして、お母さまが

お子さまの〝感情〟を
出来る限り感じてみようとされる中で、

もしかしたら
お子さまは
本当は「勉強をしなくちゃ…」と
思いつつも

あと30分ゲームしたら…」などと

勉強を先延ばしにしながら
ゲームをずるずるとしていたり、

または、

本当は勉強しなければいけない
分かりつつも
(自分自身の)意志の弱さに負けている
そのような自分自身に対して

あ…自分が嫌になるな…」などと

感じているかもしれませんが、

お母さまは
お子さまが感じていると思われる
そのような〝感情〟に目を向けられて、
お母さまご自身で
その〝感情〟をじっくりと
感じてみていただきたいのです。

そして、お母さまが

お子さまが感じていることを
実感として〝リアル〟に感じられた時に、

お子さまが
お子さまなりに
もがいていたりすることに対して、

「もしかしたら
 あの子もあの子なりにいろいろと
 葛藤しているのかもしれない…」などと

お母さまなりに
お子さまが感じている
〝感情〟に気付き寄り添えるものと
思うのです。

そして、

(少しくどいですが…)

このときお母さまは
お子さまが何を考えているのか
ということではなくて、
どんなことを〝感じて〟いるのかという
お子さまの〝感情面〟に意識を向けて
(その感情を)
感じるようにしてみていただきたいのです。

例えば
先ほどの例でお話しますと、

『お子さまが
 本当は「勉強をしなくちゃ…」と
 思いながらも、
 「あと30分ゲームしたら…」などと
 勉強を先延ばしにしながら
 ゲームをずるずるとしている』

ということは、

お子さま自身が自ら〝考えて

「俺はゲームをする!」ということを

選択していますが、

お子さまの
このような〝考え方〟に対して
お母さまはおそらく
「なるほど!」とは思えにくいものと
思われますが、

人は
基本的に〝考え方〟が違うと
共感〟はしづらいものであり、
また他人の〝考え〟を変えようとしても
なかなかうまくはいかないものです。

しかし、お子さまが

「本当は勉強しなければいけない…」と

分かりつつも
ずるずると
ゲームをしていることに対して、

「勉強はつまらない…
 でも受験があるしな…
 あ…でもなかなか
 やる気がでてこないから
 ちょっとゲームしているけど…
 でも、現実逃避をしているこの感じ…
 なんか自分が嫌になる…」などと

お子さまが
感じているかもしれない〝感情〟を
お母さまが感じてみようとすることは
出来るはずです。

そして、お母さまは

(お母さまよりも
 まだまだ
 人生経験が圧倒的に少ない)

お子さまが
そのように感じるということに対して、

そうかもしれない…」と

共感〟されるお気持ちが

出てきたりもすると思われますが、

そうしたら、お母さまは
お子さまのそのような〝感情〟に対して
共感〟する気持ちを持ちつつ
お子さまに〝接すれば〟十分であると
私は思うのです。

私は
塾の講師や家庭教師をしながら
生徒さん達の〝感情〟に
そのように〝共感〟する
気持ちを持ち続けることだけは
忘れないように
心がけるようにしていましたが、

このような
心がけがあったからこそ
私は塾の講師や家庭教師を
長く続けることができたと
思っています。

そして、

(やや極端な表現ではありますが)

お子さまの〝感情〟に

共感〟するお気持ちさえ

忘れずにいらっしゃれば、

お子さまに対して

「こういうことを言ったらダメ…」

「このようなことを言った方がいい!」などの

〝話しかけ方〟みたいなことを
意識し過ぎる必要はないものと
私は思うのです。

お子さまの〝感情〟に〝共感〟した
お母さまの口から自然に出てきた〝言葉〟
お子さまに話かける
その自然なご自身の態度に素直に従えば
十分であると私は思うのです。

そして、

そのようにお母さまが
お子さまに接することで、
お子さまは

「お母さんは何があっても
 私のことをよく分かってくれる!
 理解しようとしてくれる!」と思い

お母さまのことを信頼する気持ち
自然と芽生え始めるものと
思われるのです。

勉強しない中学生との信頼関係の築き方

そして、さらに

お母さまがお子さまに
勉強する〝習慣〟を
少しでも身に着けてほしいと
望まれていらっしゃるのなら、

お母さまが
(どんなことでもいいので)
お子さまが勉強したことを
教わる〟ということを出来る範囲で
少し〝習慣〟にしてみられると
いいのではないかと思います。

一般的に
人が勉強をして色々な事を
しっかりと理解して覚えるための
一番のよい方法は、

他人に説明すること〟と言われていて

私も経験的にそう思うのですが、

ですから、

まずは
お母さまがお子さまから
お子さまの得意そうなものを
教えてもらって、

「あ~!そういうことなんだ!」と

お子さまと一緒に楽しんでほしいと
思うのです。

人は誰でも
自分の感情を
他人に理解してもらえたと感じることで
自分を認めてもらえたという
嬉しさが込み上げてくるものですし、
また楽しみが共有されれば
さらにやる気もでてくるものです。

また、

お子さまの
得意なゲームとか趣味など
お子さまが
興味をもたれていることについて
教えてもらうというのも
信頼関係〟づくりには
効果的でもあったりします。

私は
(手前味噌で恐縮ですが)
好奇心が旺盛で
他人の趣味の話などを聞くことが
とても好きなのですが、
塾の講師や家庭教師をしていた時は
生徒さん達の趣味などの話を
いろいろとよく聞かせてもらったものです。

また、私が

「へぇ~!そうなんだ!
 すごいな~!」などと

生徒さん達の話を
本当に興味を持って聞いていると、
生徒さん達は目を輝かせて
あれこれとよく教えてくれたものです。

また、

(褒められたことではありませんが)

授業中なのに
そのような話に時間を
かなり費やしたことも多々ありましたが、

逆に、
そのように
生徒さん達が
自分の興味のあることを熱く語り、
そして、
こちらが一生懸命に聞く姿勢があると
生徒さん達の表情は
本当に生き生きとしてきたものです。

また、

そのような中で
私と生徒さん達の間で

お互いの〝信頼関係〟ができると

授業中はそのような会話が
多いにもかかわらず、

生徒さん達は
私の期待を裏切らないようにと
勉強の方もかなり頑張ってくれて
定期テストでいい点を取ってきてくれたり
受験も「先生!やったぜ!」と
笑顔で報告をしてくれたりもしたものです。

そして、お母さまには

是非ともまずはお子さまの

感情〟に目を向けられるとともに、

お子さまが
興味をもっていることなどに対して
お子さまが嫌がらない程度に
いろいろとお子さまが語る話
興味や関心をもって
真剣に耳を傾けてほしいと思います。

そして、お子さまにとって

「お母さんは、
 いつも私の味方だ!」というような

信頼関係〟ができれば、

お母さまの
(お子さまに対する)〝思い〟も
お子さまは
必ず素直に聞き入れてくれるはずです。

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勉強しない中学生への接し方【勉強編】

また、

(大変ありがたくも
 当記事をここまでご覧いただいた)

お母さまは

「私が
 我が子の〝感情〟に
 〝共感〟するように心掛けることが
 大切ということは
 何となく分かったような気はする!
  ・・・
 だけど…
 いま現実問題として
 定期テストが近づいているのに
 まったく勉強をしない
 我が子の〝感情〟に寄り添い続けるなんて
 そんな悠長なことは
 言ってられないんだよね…
  ・・・
 なんか今すぐに
 勉強をしない我が子に対して
 勉強のやる気を出させる
 必殺技のような
 〝接し方のテクニック〟があったら
 教えてほしいんだけど…」などと

もしかしたら
思われて
いらっしゃるかもしれませんので、

以下、
私の経験を通して
そのご質問にお答えしたいと思います。

また、

(最初にお断りしておきますが)

お母さまが(お子さまに)

(勉強のことを直接お話される時も)

お子さまの感情に意識を向けられつつ

ということは、

基本的な姿勢】として

常に心掛けていらっしゃることが
よろしいと思われます。

それでは、

「我が子の〝感情〟に目を向けつつ
 (その上で)
 【勉強面】に関して
 どんな風に接したらいいのか?」という

お母さまのご質問に対して
お話をしていきたいと思いますが、

(ここでいきなり
 突然に失礼ではありますが)

お母さまは今現在
もしかしたら

(お子さまが中学生になられて
 学校内での〝順位〟が出たりして)

「うちの子…
 この成績じゃあヤバイよ…」などと、

また、

(勉強をまったくしようとしない
 お子さまを毎日見られて)

「このまま勉強しないでいると
 高校に行けないかも…」

「このままじゃあ…
 行ける高校が限られてしまう…」などと

不安〟がどんどんと募られて、

また、さらには

「まったくいい加減に
 少しは勉強してほしい!」などと

怒り〟も増しているという

そのような〝状況〟ということは
ないでしょうか?

(もし仮にも)

お母さまが今現在(そのような)

不安〟や〝怒り〟を感じていらっしゃる

ということであれば、

(そのような精神状態において)

お子さまに対して
特に【勉強】のことに関しては

発言はしない〟方が無難かと思われます。

お母さまが(そのような)

〝不安〟や〝怒り〟を抱えられたまま

お子さまにお話をされても、

お子さまは

「なんだよ…
 私(俺)のことを
 本当に心配してくれている訳じゃなくて
  ・・・
 自分が〝不安〟なのが嫌だから
 その〝不安〟を
 私(俺)にぶつけているだけなんでしょ…
 うぜ~な~…」などと

(このようなことを)感じられるだけと
思われます。

ですから、お母さまは

(今現在感じていらっしゃる)

〝不安〟なり〝怒り〟を

まずは

(最後の最後までしっかりと感じ切り)

消滅させる〟ことが大切であり、

そして、

お母さまのお気持ちが
(今の)〝不安〟や〝怒り〟の感情から
少しずつ離れることが出来ましたら

(お子さまに対して)

お母さまの

素直なお気持ち〟を

お話していただけたらと思うのです。

そして、また

お母さまが

(ご自身の〝不安〟や〝怒り〟の感情を
 〝消滅〟させる)

その具体的な〝方法〟としましては、

(私自身が
 日常で悩んだ時などに
 よく使っている方法でありますが)

お母さまは

(静かに)目を閉じて〟いただいて

(5~10分間くらい)

「私は、いまものすごく
 〝不安〟で…〝怒って〟いる…」と

まずは
ご自身の(今現在の)感情を
ただただ
客観的に見つめ続ける
ということをしていだだき、

そして、お母さまが(そのように)

(ご自身の不安や怒りの)感情〟を

ただひたすら
(感じて)見つめられることで、

(呼吸がだんだんと安定して
 心も穏やかになり)

(不安や怒りの)感情〟は

(徐々に〝姿〟を変えて)

最終的には
消えて無くなっていくものと
思われますが、

お母さま(の〝感情〟)が
そのような状態になられましたら、

素直に

私は、我が子に何を伝えたいのか?」と

(今感じられていることを)

紙(スマホ・PCのメモ帳)などに

すべて書き出して〟みて

(さらに、翌日に
 改めてその紙を眺めてみて)

お子さまに

これだけは話たい!」と

思われることを
再確認されて、

(お子さまに)

その〝思い〟を静かにお話される

良いのではないかと思うのです。

そして、また

お母さまが
(お子さまに対する思いを)
お子さまにお話をされた際に

(もし仮に)お子さまが

「うるせぇな~…分かってるよ…」などと

反抗的な態度をとられたとしても、

お子さまに伝えた
お母さまのその〝思い〟は

(お母さまが
 しっかりとご自身と向き合われた)

答え〟ですから

(お母さまの〝言葉〟は)

お子さまの〝〟にしっかりと残り

(時間の経過とともに
 お母さまの〝思い〟は)

お子さまに〝〟に必ず届きますので
どうかご安心ください。

頑張ってほしいです!

以上、
当記事はここまでとなりますが
最後までご覧いただきましたこと
誠にありがとうございました。

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