親の死と向き合うたった1つの心得【親の死を経験したリアルな奮闘記より】

親の死と向き合う
この記事は約11分で読めます。

「親父ともっと話がしたかった…」

「親父には
 (まだまだ)聞いておきたいこと
 たくさんあった…」

「(親父は)なんで
 こんなにも早く
 突然に逝ってしまったんだ…」

(記事冒頭に
 いきなり突然でありましたが)

私は
(今から)約4ヶ月前に
父を亡くして
(その後)葬儀・納骨・新盆を済ませて
とりあえず一段落したところです。

そして、私は今

(〝親のいた人生〟から)

親のいない人生〟になったことから

これからは
親に相談をしたくても
それは実現せず
親に話かけても
(当然にその)返事はなく
(そのことに改めて気付くことで)
心にぽっかりと穴が空いた
そのような気分となっています。

また、私は

(父を亡くして)

親の死と向き合う〟ということは、

(言うまでもなく
 当然なことではありますが)

なかなか大変であり
とてもカンタンなことでないとも
感じています。

そこで、

当記事では
親を亡くした
私の(リアルな)体験談を
お話させていただくことで、

当記事の〝結論〟としては

(〝腹を括って事に当たる〟と
 〝窮すれば通ずる〟ものであり
 〝親の死と向き合う〟ということは)

やはり(真摯に)

自分自身と向き合う〟ということが

とても大切であり、

そして、

あなた様が(そのように)
ご自身の心と素直に向き合うことで

自ずと(ご自身なりの)答え〟が

見つかるものである
ということで、

以下、
(親御様を亡くされて
 辛く悲しい思いをされていらっしゃる)
あなた様に対して
何かその〝ヒント〟になれる
お話をしていけたらと思っています。

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親の死と向き合うという経験

私は(今現在49歳ですが)
今から約20年前の27歳の時に
〝母〟を亡くし、
今から約4ヶ月前に
〝父〟を亡くしました。

私の母は
亡くなる2年前に
乳がんの手術をしていて
その再発で亡くなりましたが、

(手術から再発までの
 約2年間という期間により)

私は

母の死〟に対しては

自分なりに(ある程度)
心の準備をすることは出来ていました。

また、

私は
母を亡くした時は
父が葬儀・納骨・新盆など
そのすべてを(施主として)
仕切ってくれましたので、

その時は
父のサポートをするだけ
(私なりの)役目を
果たすことが出来ましたが、

父が亡くなった今回は
(父が亡くなる約2週間前に)
主治医の先生から

「お父様(の状態)は
 予断を許さない状況で…
 余命は限られています…」との

説明を受けて、

(私の「あと3ヶ月は生きてほしい!」という
 思いは届かずに
 その説明から約2週間後に)

父は亡くなり

私は
父が亡くなったことの
心の整理がつかないまま
(葬儀の)喪主となり、

さらには、(その後)
世帯主の名義変更から始まり
相続のこと
(家業の)代表役員の変更手続きなど
いろいろと後片付けをしなければならない
状況となりました。

そして、

私はこのように
親の死を経験してきた中で

(〝親の死と向き合う〟ということについて)

私の実体験からお伝えできることは、

親の死後
 〝心の整理をしたり
  悲しみと向き合ったり〟と
 〝親の死と向き合う〟ということは
 否も応もなく訪れることですが)

親御様が〝ご健在〟な時から

親の死と向き合う〟ことは

(いろいろと難しいところも
 あるかとは思われますが)

(親御様とご自身の)双方にとって
メリットが多いのではないかと思うのです。

私の場合は
(父の入院後に)
コロナ禍で父に会うことは出来ずに、

結局、
(私は父とちゃんと
 話することが出来ないまま
 父の症状は悪化して)
父はそのまま
亡くなってしまいましたが、

(私自身の
 「親父ともう少し話がしたかった…
 という辛い気持ちとともに)

父に
(事務手続きのことなどで
 いろいろと)
聞いておきたいことがあったのですが、
結局、それは叶うことなく
(父の死後)
とても苦労したところがありました。

また、

私は
(父が亡くなる)1年くらい前から
父の体調が
あまり芳しくないと感じるところがあり、
(家業における)父の代わりは
積極的にするようにして、

家業のことでは
自分なりに(ある程度には)
出来るようにしていたので
そのことで困るということは
ありませんでしたが、

しかし、

(父の)貯金のことや生命保険のこと
不動産などの名義変更の件や
代表役員の変更手続きのことなど
初めてのことも多く
心が折れそうになりました。

ですから、

(私自身の経験からしても)

親御様が〝ご健在〟な時から

親の死と向き合う〟ということは

可能な限りされておく方が
よいのではないかと思います。

また、私は

(父が亡くなる
 約3ヶ月くらい前に
 父が自力で歩けなくなったことで)

介護保険制度を利用して
ケアマネージャーさんを中心に
色々な方に
アドバイスをいただいて
約2ヶ月間
自宅にて父の介護をすることが
出来ましたが、

最初(の頃)は
そのようなサービスを受けられるとは
知らずにいて、

父の薬を処方してもらうため
(父の)かかりつけ医の先生に
父の様子を話したところ

先生から

利用できるサービスは
 どんどんと利用した方がいいよ!」との

アドバイスをいただいて、

また、

私は(知り合いの)
福祉介護用具サービスの担当の方に
(父の)事情を説明して
介護用マットレスを注文したところ、

その方が(親切にも)

「ご注文の介護用マットレスを
 お届けする際に
 市役所の地域包括支援センターの
 介護支援専門員の方にも来ていただいて
 要介護の再認定をしていただきましょう!」と

さらには、(その方が)

「私が
 その市役所の地域包括支援センターの
 (知り合いの)
 介護支援専門員に連絡しておきますよ!」と

対応して下さり、

結局、
父の在宅介護は
そのようにありがたくも
(様々な方のアドバイスのお蔭で)
それなりの環境下ですることが出来ました。

また、

私は今回
(上記のように)
それぞれの(専門の)担当の方と
連絡を取るなどして
(右も左も)分からないながらも
(藁にもすがる思いで)
いろいろと行動を起こしてみましたが、

(自分1人で
 問題を抱え込み過ぎずに)

人に助けを求める〟ことで、

思いも寄らない

好意〟や〝アドバイス〟をいただけるものと

知ることが出来て、

また、さらには

(そのような関係の中で)

人とのつながり〟を感じることが出来て

問題に立ち向かう
勇気が沸々と湧いてくるのを
実感したものです。

そして、私は

(父が亡くなった今)

いろいろな方の

親切心〟によって

自分なりに

親の死と向き合う〟ことが出来て

なんとか一歩一歩
前に進むことが出来ています。

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親の死と向き合うということ

私は

(父の葬儀・納骨・新盆などを終えて)

だんだんと
(父が亡くなる前の)
元の生活に戻りつつある中で
(日常生活のいろいろな場面で)
父のことを思い出すことが
増えてきましたが、

例えば、

私は
父の仕事部屋で仕事をしていると
(生前の)父の直筆の書類を
目にすることがあり、

このような時に

(生前の父のことを思い出して)

親父は亡くなったんだな…」と

感傷的な気持ちになり、

父が亡くなったという事実〟を

改めて
しみじみと感じたりします。

そして、私は

(〝親の死と向き合う〟ということは)

このように
日常のふとした場面で
生前の親を思い出して
自分の心の中にぽっかりと穴が空いた
空虚感を感じながら、

そのような

自分自身(の心)と向き合う

ということではないかという
思いがするのです。

私は(親を亡くして)思うことは

「人ってこんなにも
 あっけなく
 亡くなってしまうものなんだ
  ・・・
 生前は
 自分勝手な親父で
 (親不孝にも)
 俺の目の前から消えてほしいなんて
 思ったこともあったけれど
  ・・・
 でも、このように
 亡くなってしまうと
 ただただ〝ありがとう〟しか感じない…」と

親に対する
憎しみの感情が
ふと湧いてきたとしても
それを打ち消すように
(感傷的になり)感謝の気持ちで

もう少し話をしたかった…」と

心の底から思うのです。

また、

私は
(親がこの世から去ったことで)
親が生きていた時には
知らなかったこと
(いろいろと)知ることとなりましたが、

このような中で

(自分なりに)

親の死と向き合う〟ということの

本当の意味〟を

知ったようにも思うのです。

私は
(親が亡くなったことで)
親が関わっていた社会や
親と付き合いのあった方々と
接する機会が増えましたが、

そのような方々が語られる

(私の知らなかった)

(生前の)親の人となり〟を知ったり、

また、

(そのような関係の中や
 実際に
 私と同じように
 親御様を亡くされた方と関わる中で)

「自分だけでなく
 親を亡くすということは
 誰しもが経験することなんだな…」と

今までは
頭では(そういうことは)
分かっていたつもりでいても
改めて
その〝事実〟を実感しました。

そして、私は

(生前の親を知る方々から
 教えていただいた)

親の人となり〟を知ることで、

(私自身の
 親に対する〝偏見〟ではなく)

客観的に

親父も
 親父なりに…
 いろいろと
 迷い・考えて生きていたんだな…」

ということが分かり、

親の人生〟というものを

改めて感じたりもしました。

そして、

私は
(親のいない)
新たな人生(の目標)を歩む
決意と覚悟
1日1日を
(目標をしっかりと確認しつつ)
大切に生きようと思い
行動し始めるようになり、

親の死に対する
私なりの〝後悔〟は
正直なところ
〝ない〟と言えば嘘になります
その気持ちをプラスに変えて

親が生きていた時には
(逃げて)
向き合っていなかったことに対しても
目を向けるようにして
出来る限り行動を起こして、

自分自身を成長させていこう!」と

思うのです。

そして、私は

(このような気持ちの中で)

自然と

親の死と向き合う〟ことが

出来ていると思いますし、

親の死と向き合う〟ということは

まさに(逃げずに真摯に)

自分自身と向き合う〟ということ

なのではないかとも改めて思うのです。

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親の死と向き合うコツ

私は
(親が亡くなったことにより)
今まで
親が決断していたことに対しては
(私が)決断しなければならなくなり、
親が負っていた責任に対しては
(私が)責任を負わなければならなく
なったことにより
緊張したり気を使う場面が増えていますが、

(そのように
 いろいろとプレッシャーのある中で)

私は
仕事をしながら
不動産相続登記や準確定申告をしたり、
家業(の引き継ぎ)の
事務手続きなどをして、
さらには、
(家事の)雑用など
やるべきこと・しなければならないことが
(それなりに)ある状況であり、

ほんのつい最近まで
それらを1つ1つ片付けていく上で
(処理がうまく出来ずに)
歯車が噛み合わない

もどかしさ〟を感じて

とてもイライラしていましたが、

(上記でもお話しましたように)

親の死と向き合う〟ということ

つまりは

積極的に自分自身と向き合おう!」と

心がける中で、

改めて

私自身の 
 今後3年後・5年後
 さらには10年後の目標〟を

見つめ(考え)直すとともに

それらを〝〟に書き出して、

毎晩、それを眺めながら

「20年・30年と
 遠い先のことは考えずに
 とりあえず10年間がんばってみる!」と

これからの自分の人生を
より具体的に考えてみることで、

「残された時間は限られている
 だから、時間は無駄には出来ない!
 毎日、少しずつでもいいから
 目標に向かって進もう!」と

自然とモチベーションが高まり
前を向いて行動を起こしている
私自身がいます。

そして、

私は
このような意識や考えの下
仕事をしたり人と関わったり
事務作業をしたり
(いろいろな)雑用をしたりすることで、

作業効率がアップ〟して

人との関係も充実〟して

(時には
 親が亡くなったことに対して
 感傷的になることがありつつも)

やってやろうじゃないか!」と

前を向いて(それなりに)

親の死と向き合う〟ことが

出来ています。

また、

私は
このような
モチベーションで過ごし始めてからは
事務手続きなど
(一見)難しく大変そうに見えることでも、

10回挑戦してみよう!
 10回挑戦する気持ちでやっていれば
 そのうち突破口が見つかって
 なんとかなるでしょ!」と

チャレンジをする
気持ちになることが出来て、

実際に、
(面倒くさいと言われている)
不動産の相続登記
自分で書類を作成して
法務局に申請してみましたが、

(1回目は
 法務局の担当の方に
 ボロクソに言われてしまいましたが)

「俺は
 10回挑戦するつもりでいるんだから
 1回くらい失敗しても
 ぜんぜん凹まないし余裕だよ!」と

(法務局の担当の方に
 頭ごなしにダメ出しされたのは
 さすがに〝カチン〟と頭に来るところは
 ありましたが)

直すように指摘された箇所を修正して
(懲りずに2回目の)申請をしたら、

「〇〇日後の〇〇日に
 登記証明書が発行されますから!」と

(「え!なんだ思っていたよりも
  めちゃくちゃカンタンじゃん!」と)

申請が受理されました。

私は
この(面倒くさいと言われている)
相続登記を自分でしたことにより、

(物事に対しては
 〝腹を括って(その)事に当たる〟と
 〝窮すれば通ずる〟ものであり)

たとえ

(物事を始める前に)

なんかめちゃくちゃ大変そう…」と

思っていたとしても、

「物事というものは
 10回チャレンジしてやるぜ!くらいの
 覚悟を持って
 (その事を)スタートさせてみると
 (思っているより)
 かなり楽に事は運ぶものだ!」

ということを
改めて身をもって知ることができました。

私はまだまだ

(日常生活の中で
 「親父は亡くなったんだな…」と
 ふと感傷的に
 寂しい気持ちになったりして)

親の死と向き合う〟ことは

(正直)難しいところもありますが、

しかしながら、

(上記のような試行錯誤を通して)

やってやろうじゃないか!」と

親の死と(徐々に)向き合えている

私自身がいます。

以上、
ここまでとなりますが
当記事を最後までご覧いただきまして
誠にありがとうございました。

あなた様の親御様の
ご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、
どうかあなた様も前を向いて
頑張ってほしいです。

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