かかとのガサガサとかゆみ、実は皮脂腺がないせいだった

かかと ガサガサ かゆい 健康・若さ・美しさ
この記事は約14分で読めます。

お風呂上がり、ふと自分のかかとを触ったとき、

「あれ、なんでこんなにガサガサなんだろう」

と、ちょっと悲しくなったことはありませんか。

ストッキングが引っかかったとき、
靴下を脱いだときにポロポロと粉が落ちるのを見たとき、
そして何より、
夜になるとかかとがむずむずとかゆくなって、
つい掻いてしまうとき。

「ちゃんとクリームも塗っているのに、なんで良くならないんだろう」

そんなふうに、
自分のケアが足りていないような気がして、
少し落ち込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

寝る前にこっそり靴下を履いてごまかしたり、
サンダルを履く季節が近づくたびに
かかとのことを思い出して憂うつになったり。

そんな経験、きっと一度や二度ではないはずです。

靴屋さんでサンダルを試し履きするとき、
店員さんに足元を見られるのが少し気まずくて、
つい早口で「これください」と言ってしまった。

そんな小さな気まずさを、
密かに抱えている方も少なくないと思います。

この記事では、
かかとがガサガサになったりかゆくなったりする本当の理由と、
今日から無理なくできる正しいケアの順番を、
やさしくお伝えしていきます。

結論からお伝えすると、
かかとのガサガサやかゆみは、あなたのケア不足のせいではありません。
かかとという場所そのものが、
もともと乾燥しやすい体の仕組みを持っているだけなのです。

読み終えるころには、
「そうか、私が悪かったわけじゃなかったんだ」と、
少し肩の力が抜けているはずです。

まずは、あなたのかかとに
今こんなサインが出ていないか、確認してみてください。

  • 触るとカサカサ、ザラザラした手触りがある
  • 靴下を脱ぐと白い粉のようなものが落ちる
  • 夜、布団に入るとかゆみが気になり出す
  • ストッキングやタイツがかかとに引っかかる
  • クリームを塗ってもすぐに乾いた感じに戻ってしまう

ひとつでも当てはまるものがあれば、
きっとこの記事が、
今夜からのケアの参考になるはずです。


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  1. 1. かかとだけ乾燥がひどいのは、実は「皮脂腺がない」から
    1. 体重を支え続ける唯一の場所という宿命
    2. 「顔は気を遣うのに、かかとは後回し」になりがちな理由
    3. ヒールやきつい靴も、かかとには追い打ちになっている
  2. 2. 「かゆい」と感じるのにも、ちゃんとした理由があった
    1. 肌のバリアに、すきまができている
    2. かゆみを感じる神経が、肌の浅いところまで伸びてくる
    3. 刺激を受けた肌から、かゆみのもとが放出される
    4. 掻いてしまうと、さらにかゆみを呼び込んでしまう
  3. 3. 良かれと思ってやりがちな、かかとのNGケア
    1. 硬い角質をゴシゴシ削りすぎる
    2. ワセリンだけで満足してしまう
    3. 熱いお湯に長く浸かりすぎる
    4. 化学繊維の靴下やタイツで、蒸れと乾燥をくり返している
    5. 「見えないから」と絆創膏でごまかしてしまう
    6. 爪切りのついでに、かかとも一緒に見てあげる習慣
  4. 4. 今日からできる、正しい保湿ケアの順番
    1. ベストタイミングはお風呂上がり
    2. 「水分・保湿成分・油分」の順番で重ねる
    3. 仕上げに靴下でカバーする
    4. 忙しい日でもできる「ながらケア」
    5. 保湿成分は「自分のかかとの状態」で選ぶ
  5. 5. 角質ケアは「毎日」より「間隔」が大事
    1. 足の裏の生まれ変わりには、思っている以上に時間がかかる
    2. 削った日の夜こそ、保湿を忘れない
    3. 軽石を使うときの、ちょっとしたコツ
  6. 6. 季節によって、かかとの状態が変わる理由
    1. 冬は空気の乾燥、夏は素足とサンダルの摩擦
    2. 梅雨から夏への変わり目も、実は注意したい時期
    3. 季節を問わず「保湿の習慣」を持つ人が結局いちばん楽
    4. オフィスの冷暖房も、見えない乾燥源になっている
    5. 体の内側のうるおいも、意外と見落としがち
  7. 7. それでもよくならないときに、知っておいてほしいこと
    1. かかとの変化は、体からの小さなサインでもある
    2. よくある疑問にお答えします
  8. まとめ|かかとは、いちばん頑張っている場所だった

1. かかとだけ乾燥がひどいのは、実は「皮脂腺がない」から

顔や体は多少乾燥しても、
時間が経てば自然と皮脂がにじみ出てきて、
うるおいが戻ることがありますよね。

ところが、かかとにはその皮脂を出す「皮脂腺」がありません。

顔やデコルテのように
自分の力でうるおいを補うことができない場所、
それがかかとなのです。

「洗顔のあとは肌がつっぱるから、
すぐに化粧水をつけなくちゃ」
という感覚は、
多くの方が自然と身につけているものだと思います。

けれど同じ感覚を、
かかとにも持っている方はほとんどいません

顔は毎日鏡で見るけれど、
かかとは意識しなければ目に入らない場所だからです。

体重を支え続ける唯一の場所という宿命

さらにかかとは、
立っているあいだじゅう、歩いているあいだじゅう、体重のすべてを受け止め続けている場所でもあります。

靴を履けば摩擦が生まれ、
床に足をつくたびに圧力がかかる。

肌はその刺激から自分を守ろうとして、
角質をどんどん厚くしていきます。

つまりかかとは、

「うるおいを自分で作れないのに、いちばん過酷な環境にさらされている」

という、なんとも気の毒な場所だったのです。

「顔は気を遣うのに、かかとは後回し」になりがちな理由

朝晩の洗顔や化粧水には時間をかけるのに、
かかとにまで意識が向く人は、実はそう多くありません。

見えにくい場所だからこそ、
気づいたときにはすでにガサガサになっていた、
というのが、かかとという場所の宿命でもあります。

こう考えると、
かかとがガサガサになるのは、
サボっていたからでも、ケアが下手だったからでもなく、
もともと乾燥して当然の場所だった、ということが分かってきます。

ヒールやきつい靴も、かかとには追い打ちになっている

おしゃれをして出かける日に履くヒールや、
足にぴったりフィットするパンプス。

見た目は素敵でも、
かかと部分に体重と摩擦が集中しやすいという側面があります。

特にヒールのある靴は、
つま先からかかとへと体重のかかり方そのものが変わるため、
普段履いているスニーカーとは違った負担がかかとにかかります。

毎日履くものではなくても、
「あの靴を履いた日は、かかとが荒れやすい気がする」
と感じたことがあるなら、それはきっと気のせいではありません。

靴そのものをやめる必要はありませんが、
「よく履く靴の日は、いつもより念入りに保湿する」
くらいの意識を持てると、かかとへの負担をやわらげられます。


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2. 「かゆい」と感じるのにも、ちゃんとした理由があった

ガサガサなだけならまだしも、
どうしてわざわざかゆみまで出てくるのか、
不思議に思ったことはないでしょうか。

肌のバリアに、すきまができている

肌の表面にある角質層には、
外からの刺激をブロックしつつ、
体の中の水分が逃げるのを防ぐという、
バリアのような役割があります。

ところが乾燥が進むと、
この角質層にすきまができてしまい、
バリアとしての働きが弱くなってしまいます。

すると本来なら防げていたはずの
ちょっとした刺激までもが、肌の内側に入り込みやすくなるのです。

かゆみを感じる神経が、肌の浅いところまで伸びてくる

ここが今回いちばん「へえ、そうだったんだ」と思っていただきたいポイントです。

実はかゆみを感じ取る神経は、
本来もっと肌の奥のほうに留まっているものなのですが、

乾燥が進むと、この神経が肌の浅い場所まで伸びてきてしまうことが分かっています。

神経が表面近くまで来ているぶん、
これまでなら何も感じなかったはずの
靴下の繊維や、布団の摩擦といったささいな刺激にまで、
敏感に反応してかゆみを感じてしまう。

「なんだか最近、些細なことでもかゆくなる気がする」
と感じていた方は、
気のせいではなく、
肌が本当にそういう状態になっていたというわけです。

刺激を受けた肌から、かゆみのもとが放出される

さらに、乾燥などで肌が刺激を受けると、
肌の細胞から「かゆみ物質」と呼ばれるものが放出され、
それが神経の先端に伝わることで、
かゆみとして感じられると考えられています。

つまり「乾燥→バリア低下→神経が伸びる→かゆみ物質が出る→かゆく感じる」
という一連の流れが、
知らず知らずのうちにあなたのかかとで起きていた、ということなのです。

これを知っているだけでも、
「自分の肌が弱いから」ではなく
「乾燥がそうさせている」と
少し客観的に受け止められるのではないでしょうか。

掻いてしまうと、さらにかゆみを呼び込んでしまう

かゆいところを掻くと、
そのときは一瞬すっきりしますよね。

けれどもその刺激が、
またあらたな「かゆみ物質」を呼び込むきっかけになってしまうことがあります。

掻く→さらに肌のバリアが傷つく→もっと敏感になる→またかゆくなる。

この悪循環にはまってしまうと、
かかとはますます荒れやすい状態になっていきます。

どうしても我慢できないときは、
爪を立てて掻くのではなく、
手のひらでそっと押さえたり、
保湿クリームを重ね塗りしたりするほうが、
肌への負担をぐっと抑えられます。


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3. 良かれと思ってやりがちな、かかとのNGケア

「気になるから」とつい手を伸ばしてしまうケアの中には、
実は逆効果になっているものもあります。

硬い角質をゴシゴシ削りすぎる

軽石ややすりで、
「一気にツルツルにしてやろう」と力を込めて削っていませんか。

気持ちは、とてもよく分かります。

ですが力を入れて削りすぎると、
本来残しておきたいバリア機能まで
一緒に剥がしてしまうことがあり、
かえって乾燥やごわつきを悪化させてしまいます。

ワセリンだけで満足してしまう

ワセリンを塗ってしっかりケアしているつもりでも、
実はそれだけでは足りていないケースがあります。

保湿には「水分」「保湿成分」「油分」の3つが必要とされていて、
ワセリンが担ってくれるのは、そのうちの「油分」だけ。

もともと水分が少ないかかとに、
ふたをする油分だけを重ねても、
中身のうるおいそのものは増えていないのです。

これは、乾燥肌のかゆみ、実は保湿より先にやることがあったでも触れていますが、
「塗ったのに変わらない」と感じるときほど、
塗るものの順番や中身を見直してみる価値があります。

熱いお湯に長く浸かりすぎる

お風呂で温まっているあいだ、
実はかかとの表面からも
少しずつうるおいが奪われています。

特に熱いお湯に長時間浸かる習慣がある方は、
知らないうちに肌の油分まで洗い流してしまっていることがあります。

湯船を我慢する必要はありませんが、
「温まったらすぐに保湿する」意識を持つだけでも、
かかとへの負担はぐっと減らせます。

化学繊維の靴下やタイツで、蒸れと乾燥をくり返している

「靴下を履いているから安心」と思いきや、
通気性の悪い化学繊維の靴下は、
汗による蒸れと、その後の急な乾燥をくり返す原因になることがあります。

一日の終わりに靴下を脱いだとき、
足の裏がじっとり湿っていたら、
それは蒸れと乾燥のサイクルにかかとが振り回されているサインかもしれません。

綿や麻など、通気性のよい素材を選ぶだけでも、
かかとの環境はずいぶん変わってきます。

「見えないから」と絆創膏でごまかしてしまう

ひび割れが気になって、
とりあえず絆創膏を貼って隠していませんか。

応急処置としては悪くありませんが、
根本のうるおい不足を解決しないまま放置してしまうと、
ひび割れは何度でも同じ場所にできてしまいます。

「隠す」のではなく「うるおす」ことを、
少しだけ意識してみてください。

爪切りのついでに、かかとも一緒に見てあげる習慣

手や足の爪をお手入れするとき、
ついでにかかとの状態もチェックする習慣をつけておくと、
悪化する前に気づきやすくなります。

セルフネイルケアを楽しんでいる方は、
セルフネイルケアでやりがちなNG習慣|やめるだけで爪は変わるもあわせてチェックしてみると、
指先から足先まで、まとめてセルフケアの見直しができます。


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4. 今日からできる、正しい保湿ケアの順番

ここからは、
特別な道具がなくても今日から始められる、
かかとケアの手順をご紹介します。

ベストタイミングはお風呂上がり

肌がいちばん柔らかくなっているのは、
お風呂から上がった直後です。

このタイミングを逃さずに保湿することで、
うるおい成分が浸透しやすくなります。

「水分・保湿成分・油分」の順番で重ねる

クリームを塗るときは、
できるだけ次の順番を意識してみてください。

順番 役割 ポイント
①水分 うるおいの土台をつくる 化粧水や保湿ローションでかかとを軽く湿らせる
②保湿成分 水分を抱え込んで留める 尿素配合クリームなど、刺激が少ないものを選ぶ
③油分 うるおいにふたをする ワセリンなどで仕上げ、水分の蒸発を防ぐ

ひび割れがしみて痛いときは、
尿素の濃度が高いものは避けて、
刺激の少ないワセリンなどから試してみるのがおすすめです。

仕上げに靴下でカバーする

クリームを塗った後、
そのままにしておくと、
うるおいはあっという間に蒸発してしまいます。

塗った後に靴下を履いてカバーするだけで、
保湿効果がぐっと長持ちしやすくなります。

特別な保湿靴下でなくても、
おうちにある普通の靴下で十分です。

「クリームを塗って、靴下を履いて、そのまま寝るだけ」
このくらいシンプルなことなら、
毎日続けられそうな気がしませんか。

忙しい日でもできる「ながらケア」

毎晩きちんと時間を取るのが難しい方は、
テレビを見ながら、スマホを触りながらで構いません。

クリームを手に取ってかかとに乗せ、
指の腹でくるくると馴染ませるだけでも、
何もしないよりずっと変わってきます。

今夜から始めるなら、次の3ステップだけ覚えておいてください。

  1. お風呂上がりに、化粧水やローションでかかとを軽く湿らせる
  2. 保湿クリームを重ねて、指の腹でやさしく馴染ませる
  3. 仕上げにワセリンを薄くのせて、靴下でカバーする

この3つさえ守れれば、
特別な道具も、長い時間も必要ありません。

保湿成分は「自分のかかとの状態」で選ぶ

ドラッグストアに並ぶかかとケア用品を見ると、
種類が多すぎて迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

迷ったときの目安として、
かかとの状態別に選び方を整理してみました。

かかとの状態 向いている成分 理由
ガサガサ気味・軽い乾燥 セラミド・シアバター配合 うるおいを抱え込みやすく、やさしい使い心地
硬くゴワついている 尿素配合クリーム 硬くなった角質を柔らかくする働きが期待できる
ひび割れて痛い ワセリンなど低刺激なもの 刺激が少なく、しみにくい

「とりあえず高いものを買えば安心」ではなく、
今の自分のかかとに合ったものを選んであげることが、
遠回りに見えていちばんの近道だったりします。


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5. 角質ケアは「毎日」より「間隔」が大事

ガサガサが気になると、
つい毎日削りたくなってしまいますが、
かかとの角質ケアは3週間に1回程度を目安にするとよいとされています。

足の裏の生まれ変わりには、思っている以上に時間がかかる

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、
顔などでは約28日といわれていますが、

足の裏に限っては45日ほどかかるとされていて、
体の中でもとりわけゆっくりです。

手のひらや足の裏には
「透明層」という他の部位にはない特別な層があるほど、
もともと角質が厚く、頑丈にできている場所でもあります。

つまりかかとは、
じっくり時間をかけて生まれ変わる場所なのです。

毎日削って追い立てるのではなく、
一度にすべてをきれいにしようとせず、
少しずつ、気長に付き合っていく。

それくらいの心構えでいるほうが、
かかとにとってもやさしいケアになります。

削った日の夜こそ、保湿を忘れない

角質を削った直後の肌は、
表面が薄くなっているぶん、
実はいつもよりうるおいを吸収しやすい状態になっています。

せっかくのこのタイミングを逃さず、
削った日の夜こそ、いつもより丁寧に保湿することを意識してみてください。

軽石を使うときの、ちょっとしたコツ

軽石を使うなら、
乾いた状態ではなく、
お風呂の中で肌がふやけているときに、
軽い力で表面をなでる程度にとどめましょう。

「もう少しやりたいな」と思うくらいでやめておくのが、
結果的にはいちばん早くきれいになる近道です。


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6. 季節によって、かかとの状態が変わる理由

「冬は乾燥するから分かるけど、夏でもガサガサする」
そんな声も少なくありません。

冬は空気の乾燥、夏は素足とサンダルの摩擦

冬は空気そのものが乾燥しているため、
肌から水分が奪われやすい季節です。

一方で夏は、
サンダルや素足で歩く機会が増えることで、
かかとが直接こすれる回数そのものが増えてしまいます。

冷房で室内の空気が乾燥することも、
夏場のかかと荒れに拍車をかける原因のひとつです。

梅雨から夏への変わり目も、実は注意したい時期

湿度が高くじめじめした時期は、
一見うるおっているように感じますが、
冷房と外気の温度差で肌が揺らぎやすいタイミングでもあります。

「今日は蒸し暑いから保湿は後回しでいいかな」
と油断してしまいがちな時期こそ、
実はかかとのケアを見直すよいきっかけになります。

季節を問わず「保湿の習慣」を持つ人が結局いちばん楽

「今の季節は大丈夫だから」と
油断してケアをやめてしまうと、
また一からガサガサに逆戻り、ということも珍しくありません。

季節に関わらず、
お風呂上がりのひと塗りを習慣にしてしまうことが、
実はいちばん近道だったりします。

オフィスの冷暖房も、見えない乾燥源になっている

デスクワーク中はあまり意識しませんが、
エアコンの効いたオフィスの空気も、
一日中じわじわと肌の水分を奪っています。

ストッキングや靴の中で、
外気に触れているわけでもないのに
かかとが乾燥してしまうのは、
こうした室内環境の影響も少なくありません。

デスクに保湿クリームをひとつ置いておいて、
休憩のついでにひと塗りするだけでも、
一日の乾燥ダメージをやわらげることができます。

体の内側のうるおいも、意外と見落としがち

クリームで外側からうるおすことと同じくらい、
こまめな水分補給で体の内側からうるおいを保つことも、
乾燥対策のひとつとして大切にしたい習慣です。

忙しいとつい水分を摂るのを忘れてしまいがちですが、
デスクにコップ1杯の水を置いておくだけでも、
一日を通したうるおいの土台づくりにつながります。

外側からのケアと、内側からのうるおい。
どちらか一方だけに頼るのではなく、
両方を少しずつ意識してみることをおすすめします。


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7. それでもよくならないときに、知っておいてほしいこと

ここまでのケアを続けても、
なかなか改善しない、
むしろ粉をふいたようにガサガサが広がっている。

そんなときは、
乾燥だけが原因ではない可能性も考えられます。

保湿をしても変化が見られない状態が続くようであれば、
無理に自己判断でケアを重ねようとせず、
一度皮膚科で相談してみるという選択肢も、
心のどこかに置いておいていただけたらと思います。

「ケアの仕方が悪いのかな」と
自分を責める前に、
専門家に見てもらうという選択肢があることを知っておくだけで、
気持ちがずいぶん軽くなるはずです。

かかとの変化は、体からの小さなサインでもある

忙しい日々の中では、
自分の体をゆっくり労わる時間など
なかなか取れないものです。

けれどかかとがガサガサになったり、
かゆみを感じたりするのは、
「少し立ち止まって、自分を労わってほしい」という
体からの小さなサインなのかもしれません。

お風呂上がりのわずか数十秒、
かかとにクリームを塗る時間は、
自分自身をいたわる時間でもあります。

よくある疑問にお答えします

Q. クリームを塗っているのに、なかなか効果を感じられません。

A. 水分・保湿成分・油分の順番になっているかを、
一度見直してみてください。
油分だけを重ねていると、
うるおいそのものは補えていない場合があります。

Q. 冬だけ気をつけていれば大丈夫でしょうか。

A. 夏はサンダルや素足による摩擦、
冷房による乾燥もあるため、
季節を問わず保湿を続けることをおすすめします。

Q. 軽石を使う頻度の目安はどれくらいですか。

A. 目安として3週間に1回程度です。
足の裏のターンオーバーは45日ほどかかるとされているため、
毎日削るのはかえって逆効果になりやすいので注意してください。


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まとめ|かかとは、いちばん頑張っている場所だった

今日ご紹介したポイントを、
ひとことでまとめると、こうなります。

かかとのガサガサもかゆみも、あなたの努力不足ではなく、体の仕組みがそうさせているだけ。

皮脂腺がなくうるおいを自分で作れないのに、
毎日体重を支え続けている。

そんな健気な場所だったと知ると、
なんだか少し、
かかとに申し訳ない気持ちになりませんか。

顔や手ならすぐに気づけることも、
かかとは声を上げずに、
ただガサガサやかゆみという形で
教えてくれていただけなのかもしれません。

今夜のお風呂上がりに、
水分・保湿成分・油分の順番でクリームを重ねて、
靴下でそっとカバーしてあげる。

たったそれだけのことでも、
かかとにとっては大きな労わりになります。

完璧を目指さなくても大丈夫です。

3週間に1回のケアと、
お風呂上がりのひと塗りさえ習慣にできれば、
かかとは少しずつ、
きちんと応えてくれます。

次にサンダルを試し履きするときは、
きっと今よりも少しだけ、
自信を持って足を差し出せるはずです。

この記事が、
「あ、私だけじゃなかったんだ」
「知れてよかった」
と思っていただけるきっかけになれば、
とてもうれしく思います。

これからも、
気づいたら見て良かったと思えるような話を、
少しずつお届けしていきたいと思います。

今日、この記事に出会えたことが、
これからのかかととの付き合い方を、
少しだけ変えるきっかけになりますように。

睡眠と肌の関係については、
美肌のゴールデンタイムは22時ではなかった、入眠後3時間が鍵でも詳しくご紹介していますので、
よかったら合わせて読んでみてください。

毎日を歩き通してくれているかかとに、
今夜はいつもより少しだけ、
やさしくしてあげてくださいね。

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