Amazonで買い物をするとき、ふと
「家族に注文履歴を見られたくないな」
と思ったことはありませんか?
誕生日プレゼントをこっそり購入したとき、
自分だけのちょっとした楽しみのために買い物をしたとき、
あるいは
同居している家族と同じAmazonアカウントを共有しているとき
こういった場面で
「注文履歴を隠す方法はないだろうか」
と思いますよね。
この記事では、
Amazonの注文履歴を特定の人に見せないようにするための設定方法を、
スマートフォン・パソコンそれぞれで解説します。
完全に「消す」ことはできないケースもありますが、
閲覧されるリスクを大幅に下げる方法はいくつかありますので
状況に合わせて最適な方法を選んでみてください。
1. なぜAmazonの注文履歴が見られてしまうのか
同じアカウントを複数人で共有しているケース
ふつう家庭内では、
夫婦や親子で同一のAmazonアカウントを共有している
ケースがありますが、
1つのアカウントでプライム会員費を節約しようと、
家族全員が同じアカウントにログインして買い物をしている場合、
全員の注文が一覧に表示されてしまいます。
この状態では、
画面を開けばお互いの購入品がすべて丸見えです。
誕生日や記念日のプレゼントを購入した場合、
相手にサプライズを台無しにされてしまう可能性もあります。
また、自分用に購入したアイテムが
「これ何に使うの?」と質問されるきっかけにもなります。
ログインしたままのデバイスが複数ある場合
自分のアカウントであっても、
家族が使う共用タブレットやパソコンにログインしたまま
になっている場合、誰でも注文履歴を見られる状態になっています。
「ログインしっぱなしにしてある」という方は思いのほか多く、
これが原因で注文履歴を見られてしまうことがあります。
特にリビングに置いてある共用のタブレットや、
家族が自由に使えるパソコンは要注意です。
ちょっとAmazonを開こうとした家族が、
誤って「注文履歴」をタップしてしまうことも起こりえます。
Amazon Alexaやスマートスピーカーの表示
Echoシリーズなどのスマートスピーカーには、
画面付きのモデル(Echo Show)がありますが、
これらのデバイスは
買い物リストや注文状況を音声や画面で確認できる機能があるため、
家族が何気なく操作したときに購入履歴が見えてしまうことがあります。
「Alexa、最近の注文を教えて」と声をかけるだけで
注文内容が読み上げられる機能もありますので、
スマートスピーカーを家族と共用している場合は
設定を見直すことをお勧めします。
通知やメール経由で見られるケース
Amazonから届く注文確認メール、発送通知メールが、
家族の目に触れることもあります。
家族と共用しているメールアドレスを
Amazonアカウントに登録している場合、
これらのメールを家族が先に見てしまう可能性があります。
2. 注文履歴を非表示にする方法(アーカイブ機能)
Amazonには「注文をアーカイブする」という機能があります。
これは注文履歴の通常一覧から特定の注文を非表示にできる機能です。
完全に削除されるわけではありませんが、
通常の「注文履歴」ページには表示されなくなります。
アーカイブ機能の仕組み
アーカイブした注文は「注文履歴」のデフォルト表示から消えますが、
「アーカイブした注文」という専用ページにアクセスすれば確認できます。
つまり、知っている人が意図的に探せば見られる状態ではあります。
しかし「ちょっと注文履歴を見てみた」程度では気づかれません。
注文のアーカイブは1件ずつ行う必要があります。
まとめてアーカイブする機能は現時点ではありませんが、
プレゼント購入後すぐにアーカイブする習慣をつけると手間になりません。
パソコンでアーカイブする手順
- Amazonのトップページを開き、右上の「アカウント&リスト」をクリックします
- ドロップダウンメニューから「注文履歴」を選択します
- 非表示にしたい注文を見つけたら、その注文の右側にある「注文をアーカイブ」ボタンをクリックします
- 確認ダイアログが表示されたら「注文をアーカイブ」を選択して完了です
操作はたったこれだけです。
アーカイブを解除したい場合は、
「アーカイブした注文」ページから
「アーカイブを解除する」を選択するだけで元の一覧に戻ります。
スマートフォンアプリでアーカイブする手順
- AmazonアプリのHOME画面から「☰(メニュー)」をタップします
- 「注文履歴」を選びます
- アーカイブしたい注文の詳細ページを開きます
- 画面を下にスクロールすると「注文をアーカイブ」というリンクが表示されます
- タップして確認を押せば完了です
スマートフォンアプリの場合、
画面のデザインがアップデートによって変わることがあります。
「注文をアーカイブ」が見当たらない場合は、
注文の詳細ページを一番下までスクロールしてみてください。
アーカイブ機能の活用タイミング
注文履歴をアーカイブするベストなタイミングは
「購入直後」です。
商品が届いてしばらく経ってからではなく、
注文を確定させたその日のうちにアーカイブしておくと、
万が一家族がその日に注文履歴を見ても気づかれません。
3. アカウントを分ける:世帯アカウントの整理
根本的な解決策として、
家族それぞれが別々のAmazonアカウントを持つという方法があります。
費用面が気になるかもしれませんが、
Amazonには「Amazonプライム 家族会員」という仕組みがあり、
うまく活用することでコストを抑えることができます。
アカウントを分けることで得られるメリット
アカウントを別にすると、以下のメリットがあります。
まず、注文履歴が完全に独立します。
相手のアカウントにログインしない限り、
お互いの購入品は一切見えません。プレゼントの購入も安心です。
次に、おすすめ商品の精度が上がります。
1つのアカウントを複数人で使っていると、
Amazonのレコメンド機能が混乱し、
自分に関係ない商品が大量に表示されることがあります。
個別アカウントにすることで、
自分の購入傾向に合ったおすすめが表示されるようになります。
また、アドレスや支払い方法も個別に管理できるようになります。
自分用の支払い方法を登録し、
家族の購入に自分のクレジットカードが使われるリスクもなくなります。
新しいAmazonアカウントの作り方
- Amazon.co.jpのトップページから「アカウント&リスト」→「Amazonに登録する」を選択します
- 名前、メールアドレス(現在使っていない別のアドレス)、パスワードを入力します
- メールアドレスの確認が求められるので、届いた確認メールのリンクをクリックします
- 必要に応じてプライム会員に加入します
4. Amazonプライム家族会員を活用する
Amazonプライム家族会員とは
Amazonプライムの会員(本会員)が1人いれば、
同居する家族1人を
追加料金なしでプライム会員として招待できます。
家族会員になると以下の特典が使えます。
- お急ぎ便・日時指定便が無料で利用できます
- プライムビデオを視聴できます
- プライムミュージックを楽しめます
- プライムリーディングで電子書籍が読めます
ただし、注文履歴はそれぞれのアカウントに紐づくため、お互いの購入品は見えません。
これが最もシンプルで確実なプライバシー保護の方法です。
家族会員の招待手順
- プライム本会員のアカウントで「アカウント&リスト」→「プライム会員情報」を開きます
- 「家族とシェア」または「Amazonプライムの家族会員を招待する」を選択します
- 招待したい家族のメールアドレスを入力して送信します
- 招待された家族がメール内のリンクから承認すれば完了です
この設定をすれば、2人でプライムの特典を享受しながら、
注文履歴は完全に別々に管理できます。
Amazonファミリーとの違い
「Amazonファミリー」は、
おむつや日用品の定期おトク便が最大15%割引になるプログラムです。
家族会員とは異なる制度ですが、
どちらを利用していても注文履歴はアカウントごとに独立しています。
5. パソコンでの詳細設定手順
パソコンを使ってAmazonの設定を管理する場合の、より詳しい手順をまとめます。
ログインデバイスを管理する
自分のアカウントにどのデバイスがログインしているかを確認し、
不要なデバイスのログインを解除できます。
- Amazonにログインし、「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」を開きます
- 「ログインとセキュリティ」をクリックします
- 「デバイスの管理」から、ログイン中のデバイス一覧を確認できます
- 不要なデバイスの横にある「削除」または「サインアウト」を選択します
家族が使う共用パソコンからは、
使い終わったら必ずログアウトする習慣をつけることが重要です。
ブラウザに「パスワードを保存する」設定があると
自動的にログインされてしまうため、
共用パソコンでは自動ログインを無効にしておきましょう。
パスワードを変更して安全性を高める
家族と同じアカウントを使っていた期間があり、
パスワードを知られている可能性がある場合は、
パスワードを変更することをお勧めします。
- 「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」を開きます
- 「パスワード」の横にある「編集」をクリックします
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力して保存します
パスワードは
大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた12文字以上のものが推奨されます。
誕生日や名前など、家族が推測しやすいものは避けましょう。
二段階認証を設定する
二段階認証を有効にすると、
ログイン時にパスワードに加えて
スマートフォンへの確認コードが必要になります。
家族が知らないうちにログインするのを防ぐ効果があります。
- 「ログインとセキュリティ」→「2段階認証の設定」を開きます
- 「始める」をクリックし、認証アプリまたは電話番号を登録します
- 設定完了後、次回のログインから二段階認証が適用されます
二段階認証を設定すると、
万が一パスワードが知られていても
自分のスマートフォンがなければログインできなくなります。
6. スマートフォンでの詳細設定手順
スマートフォンのAmazonアプリでもほとんどの設定が行えます。
アプリからログアウトする手順
共用スマートフォンや家族のスマートフォンに
ログインしたままになっている場合は、
すぐにログアウトしましょう。
- アプリ下部の「☰(メニュー)」をタップします
- 画面を下にスクロールし「設定」をタップします
- 「サインアウト」を選択します
iPhoneの場合、
Safariなどのブラウザでもログイン状態になっている場合があります。
ブラウザのCookieをクリアするか、
ブラウザからも明示的にサインアウトしておきましょう。
アプリにロックをかける
スマートフォンの
アプリロック機能(iPhoneのスクリーンタイム、Androidのアプリロック)を使えば、
Amazonアプリを開く際にパスコードや指紋認証を求めることができます。
iPhoneのスクリーンタイムを使ったアプリロック手順:
- 「設定」→「スクリーンタイム」を開きます
- 「スクリーンタイムをオンにする」を選択します
- 「コンテンツとプライバシーの制限」→「許可されたApp」からAmazonの設定を変更します
- スクリーンタイムのパスコードを設定すると、パスコードなしで設定を変更できなくなります
Androidの場合、機種によって
「セキュリティ」設定内に「アプリロック」機能がある場合があります。
または、サードパーティのアプリロックアプリを利用する方法もあります。
7. 購入前にできるプライバシー対策
事後対応ではなく、最初から見られないようにする予防策も重要です。
ギフト購入機能を活用する
Amazonでプレゼントを購入する際、
「ギフトとして贈る」オプションを選ぶことができます。
この場合、注文確認メールに金額が記載されない設定も可能です。
同じアカウントでの注文であっても、
ギフト設定をしておくと配送伝票に金額が入りません。
注文履歴自体を隠す機能ではありませんが、
プレゼントの場合は有効な手段です。
配送先を職場や宅配ロッカーにする
自宅に届けると家族が荷物を目にする可能性があります。
職場やAmazon Hub(コンビニ・駅の宅配ロッカー)を配送先に指定することで、
荷物を直接受け取ることができます。
Amazon Hubの利用手順:
- 商品をカートに入れ、お届け先の設定画面を開きます
- 「Amazon Hubロッカー」を選択します
- 現在地や郵便番号から近くのロッカーを検索して選択します
- 荷物が届くとメールまたはアプリに受け取りコードが届きます
- ロッカーでコードを入力して荷物を取り出します
Amazon Hubロッカーはコンビニや駅の構内、
マンションのエントランスなどに設置されており、
24時間いつでも受け取れます。
受け取り期限(通常3日間)があるので注意しましょう。
通知メールを個人のアドレスに設定する
注文確認メールや発送通知メールが家族の目に触れないよう、
Amazonに登録するメールアドレスは自分だけが管理できるものにする
ことが重要です。
家族と共用メールアドレスを使っている場合は、以下の手順で変更できます:
- 「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」を開きます
- 「メールアドレス」の横にある「編集」をクリックします
- 新しいメールアドレスを入力して保存します
8. クレジットカード明細に残らない支払い方法
注文履歴を隠しても、
クレジットカードの明細から購入の事実がわかってしまう
ケースがあります。
Amazonギフト券を使う
コンビニでAmazonギフト券を現金購入し、
Amazonアカウントにチャージして支払いに使う方法です。
この場合、
クレジットカードの明細には「Amazon」が表示されません。
コンビニでの購入が「コンビニ〇〇」として表示されるだけです。
Amazonギフト券の種類:
- カード型:コンビニやスーパーで購入できます
- チャージタイプ:銀行振込でアカウントに残高を追加できます
- Eメールタイプ:オンラインで購入してメールで受け取ります
コンビニで購入できるカード型が最も手軽です。
500円・1,000円・3,000円・5,000円など複数の金額で販売されています。
コンビニ払いやATM払いを使う
商品の支払いをコンビニ払いやATM払いにすると、
クレジットカードの明細には記録されません。
ただし、コンビニや銀行の利用履歴には残りますし、
支払い期限があるため注意が必要です。
Amazonポイントを活用する
日常のAmazon購入でたまったポイントを使って支払うことも、
明細を残さない方法の一つです。
ポイントは「Amazonポイント」として蓄積され、次回の購入に使えます。
9. よくある質問
Q. アーカイブした注文は完全に消えますか?
いいえ、完全には消えません。
「アーカイブした注文」ページから確認できます。
ただし、通常の「注文履歴」ページには表示されなくなるため、
軽く見られた程度では気づかれにくい状態になります。
Q. 注文履歴を本当に完全に削除できますか?
現時点では、Amazonの注文履歴を完全に削除する機能はありません。
アーカイブ機能が最も有効な非表示手段です。
どうしても履歴を残したくない場合は、
購入後すぐにアーカイブすることをお勧めします。
Q. 家族会員にすると、注文履歴が共有されますか?
なりません。
家族会員はあくまでプライムの特典を共有する仕組みであり、
注文履歴はそれぞれのアカウントに独立して記録されます。
お互いの購入品が見えることはありません。
Q. 子どものAmazonアカウントは管理できますか?
はい。
「Amazon Kids+」や保護者設定を使えば、
子どものデバイスでの利用を管理できます。
ただし、これは子どもの利用制限が目的であり、
親の注文履歴を子どもから隠す機能ではありません。
親アカウントの管理は本記事で紹介した方法を併用してください。
Q. AmazonアプリとWebブラウザで設定は違いますか?
基本的な機能は同じですが、
一部の設定はパソコンのブラウザからのみ操作できることがあります。
ログインデバイスの管理や二段階認証の詳細設定は、
パソコンのブラウザから行うとスムーズです。
Q. 「最近閲覧した商品」も隠せますか?
はい、閲覧履歴も削除・非表示にすることができます。
Amazonのトップページを開き、
「閲覧履歴」セクションの右端にある
「…」や「履歴の管理」から削除または非表示にできます。
商品を検索するだけでも記録されるため、
プレゼントを探している間に閲覧した商品が表示されないよう、
定期的に削除しておくとよいでしょう。
Q. 音声アシスタント(Alexa)から注文履歴を隠すには?
Alexaアプリから
「設定」→「Alexaのプライバシー」→「レビューと削除」と進むと、
音声履歴や購入関連の履歴を管理できます。
また、「設定」→「アカウント」から、AlexaでのAmazon購入機能をオフにすることも可能です。
まとめ
Amazonの注文履歴を家族などに見せたくない場合、主に以下の方法があります。
| 方法 | 効果 | 手軽さ |
|---|---|---|
| アーカイブ機能 | 通常一覧から非表示 | ★★★ 簡単 |
| アカウントを分ける | 完全に独立した履歴 | ★★☆ 少し手間 |
| ログアウト・デバイス管理 | 共用端末からの閲覧防止 | ★★☆ 少し手間 |
| 二段階認証 | 不正ログイン防止 | ★★☆ 少し手間 |
| 宅配ロッカー活用 | 荷物を直接受け取る | ★★☆ 少し手間 |
| Amazonギフト券での支払い | 明細に残らない | ★★★ 簡単 |
最も手軽なのはアーカイブ機能の活用です。
購入直後にアーカイブしておく習慣をつけると、
見られるリスクを大きく減らせます。
また、長期的には家族ごとにアカウントを分けるのが根本的な解決策です。
プライム家族会員を活用すれば、追加費用なしで個別アカウントを持つことができます。
自分のプライバシーを守りながら、快適なAmazonライフを楽しんでください。
プレゼントシーズン前には特にアーカイブ設定を確認しておくと、
大切な人へのサプライズをしっかり守ることができます。
補足:Amazonのプライバシー設定を定期的に見直す習慣
Amazonのサービスは年々機能が追加・変更されており、
プライバシーに関する設定画面のデザインや項目も変わることがあります。
年に1〜2回程度、
「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」の画面を開いて、
現在どのデバイスがログインしているか、
二段階認証は有効になっているか、
メールアドレスは正しく設定されているかを
確認する習慣をつけるとよいでしょう。
また、Amazonは「プライバシー設定」という項目も用意しており、
広告のパーソナライズや閲覧履歴に基づくおすすめ商品の表示を
オフにすることもできます。
自分にとって快適なプライバシー設定を見つけることが、
長く安心してAmazonを使い続けるコツです。
家族や同居人との関係によっては、
「注文履歴を隠す」よりも「何を買ったか話し合う」ほうがシンプルな場合もあります。
しかし、誕生日やクリスマスプレゼントのような特別な場面、
あるいはどうしても知られたくない個人的な購入については、
本記事で紹介した方法を活用してみてください。
日常の些細なプライバシーを守ることは、家族との関係を良好に保つための配慮にもなります。


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