「今日の献立、何にしよう」その一言を考えるだけで、
もうぐったりしてしまう。
そんな経験はありませんか?冷蔵庫の中身を
思い浮かべながら、栄養バランスも考えて、
家族の好き嫌いも考えて、
昨日と同じにならないようにして……気づけば、
料理を作る前の「考える時間」だけで、
もうひと仕事終えたような疲れを感じている。
買い物に出かける前から、
すでに頭の中がぐるぐるしていて、
スーパーの棚を前にしても何も
決められずに立ち尽くしてしまう。
もしかしたらそれは、あなたの意志が弱いからでも、
料理が苦手だからでもなく、
「決断疲れ」という、
誰にでも起こる脳の仕組みのせいかもしれません。
この記事では、献立を考えるだけで疲れてしまう理由を、
心理学の「決断疲れ」という視点からひもといていきます。
読み終えるころには、
「頑張れていない自分」を責める気持ちが、
少し軽くなっているはずです。特別な道具も、
高価なサービスも必要ありません。
仕組みを知って、少しだけ考え方を変えるだけで、
毎日の「何にしよう」がぐっと軽くなっていきます。
なぜ献立を考えるだけでこんなに疲れてしまうのか
心理学には
「決断疲れ(decision fatigue)」と
いう言葉があります。意思決定を長い時間くり返したあと、
だんだんと判断の質が落ちていく現象のことです。
脳が使える「決める力」には、
実は限りがあるという考え方が土台になっています。
1つ決断するたびに、
そのエネルギーが少しずつすり減っていくイメージです。
朝起きてから、
「何を着るか」「どのルートで駅に向かうか」「メールに
どう返信するか」といった小さな判断を、
私たちは1日を通してずっとくり返しています。
そして意外に知られていないのですが、
食べることに関する決断だけで、
人は1日に226.7回もの選択を
しているという調査結果があります。
米コーネル大学の研究者が行った調査によるものです。
「何を食べるか」「どこで食べるか」「今日はも
う1品足そうか」「デザートは用意するか」といった、
私たちが
普段まったく意識していない小さな判断の積み重ねが、
1日に200回を超えているということです。
その中でも「今日の献立をどうするか」は、
一度に何十個もの選択肢を同時に検討する、
特に重たい決断のひとつだといえるでしょう。
「今日のランチは何にする?」と聞かれたときのことを、
思い出してみてください。選択肢が多すぎて、
かえって何も決められなくなった経験はありませんか。
それは献立を考えるときにも、
まったく同じ形で起こっています。
選択肢が多いことは、
一見すると豊かで自由なことのように思えます。
けれど脳にとっては、
比較検討しなければならない対象が増えるという意味で、
むしろ負担が大きくなる場面の方が多いのです。
「自由に選べる」ことと、「選びやすい」ことは、
実は別の話だと考えると、
少し腑に落ちるのではないでしょうか。
冷蔵庫にある食材、使い切りたい賞味期限、
家族それぞれの好み、昨日食べたものとの兼ね合い、
かかる時間や手間。
これだけの条件を頭の中で同時に組み合わせて、
たった1つの答えを出そうとしているのですから、
疲れて当然、というより、
むしろ疲れない方がおかしいくらいの負荷が、
毎日の献立決めにはかかっているのです。
よく「決める力」はスマートフォンのバッテリーのようなも
のだと例えられます。朝100%だった残量が、
アプリを開くたびに、通知を確認するたびに、
少しずつ減っていくように、
私たちの「決める力」も、
1日の中で使うほどに残量が減っていきます。
夕方になって献立を考える頃には、
すでに朝からたくさんの決断を経たあとです。
スーパーの棚の前に立っても、
頭が真っ白になって何も選べなくなってしまうのは、
バッテリー残量がぎりぎりに
なっている証拠なのかもしれません。
スマートフォンの充電が切れそうなとき、
私たちは自然と「今のうちに充電しておこう」と考えます。
ところが自分自身の「決める力」については、
残量を意識する習慣があまりありません。
だからこそ、気づかないうちに使い切ってしまい、
夕方になって急に何も決められなくなる、
という状態に陥りやすいのです。
プロの判断力すら落ちる「決断疲れ」の恐ろしさ
決断疲れは、
訓練を積んだ専門家であっても例外ではありません。
ある研究では、イスラエルの刑務所で1年間に
行われた仮釈放の審査が分析されました。
審査を担当するのは、長年の経験を積んだ判事たちです。
感情に流されず、公平に判断できるはずのプロ中のプロです。
ところがその結果、朝いちばんに審査されたケースでは、
約65%が仮釈放を許可されていたのに対し、
時間が経つにつれて許可率は
どんどん下がっていったそうです。
そして判事が休憩を取った直後には、
なぜか許可率が再び約65%まで回復していました。
罪の重さや被告の背景よりも、
「審査された時間帯」の方が結果を
左右していたというのですから、
これはかなり衝撃的な話です。
人の運命を左右するほど重い判断をする、
経験豊富な判事でさえこうなのですから、
「今日は献立を考える気力が
まったく出ない」という状態になっても、
それはごく自然なことだと思えてきませんか。
あなたの根性が足りないのではなく、
誰の脳でも起こりうる仕組みだということです。
むしろ、
毎日欠かさず献立を考え続けているという事実そのものが、
とても粘り強いことだと言えるのかもしれません。
この研究が教えてくれるのは、「頑張れば頑張るほど、
後半はミスが増える」という、
一見矛盾しているようで実はとても人間らしい真実です。
気合いや根性でなんとかしようとするほど、
かえって空回りしてしまう理由も、
この仕組みを知ると腑に落ちるのではないでしょうか。
だからこそ、決断疲れを完全になくそうとするのではなく、
「疲れる前に、決める回数そのものを減らしておく」と
いう発想の転換が大切になってきます。
買い物の場面でも、似たようなことが起こります。
スーパーに入ったばかりのときはスムーズに選べていたのに、
レジに向かう頃には、
何を手に取ってもピンとこなくなってしまう。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。それも、
買い物中に無数の商品を見比べて決断をくり返した結果、
決める力そのものが
減ってしまっているからだと考えられます。
献立を考えるタイミングを、
決断疲れがまだ少ない「元気なうち」にずらすだけでも、
負担の感じ方は大きく変わってきます。
「名もなき家事」としての献立決め
見えないからこそ、しんどい
近年、
「名もなき家事」という言葉が知られるようになりました。
献立を考えることや、冷蔵庫の中身を把握しておくこと、
家族の栄養バランスやスケジュールを
踏まえて毎日の食事を組み立てることなどが含まれます。
これらが心理的な負担になりやすい理由は、
主に3つあるといわれています。
家族から労いを得にくいこと、
突発的に発生して計画が立てにくいこと、
そして終わりがなく達成感を得にくいことです。
掃除や洗濯であれば、
「終わった」という区切りがはっきりしています。
けれど献立決めは、今日の分が終わっても、
また翌日には同じ問いが待っています。
365日、1年中くり返される作業でありながら、
その大変さが数値やタスクとして
誰の目にも見えないというのが、
この家事の厄介なところです。
実は数えきれないほどある、見えないタスク
「献立を考える」というひとつの言葉の裏には、
実際には細かい作業がいくつも隠れています。
冷蔵庫と冷凍庫の在庫を思い浮かべること、
賞味期限が近いものから優先順位をつけること、
アレルギーや好き嫌いに配慮すること、
今週すでに何を作ったかを覚えておくこと、
特売の情報と照らし合わせること。
これらすべてを、
頭の中だけで同時並行にこなしているのですから、
負担が大きくなるのも当然だといえるでしょう。
紙のメモやアプリに書き出してみると、
自分が思っていた以上に多くの項目を同時に
処理していたことに気づく方も少なくありません。
頭の中だけで抱え込んでいたものを、
一度外に出して見える形にするだけでも、
気持ちがすっと軽くなることがあります。
すべてを完璧に管理しようとせず、
気になったことだけメモしておく、という程度で十分です。
負担が偏りやすい現実
ある調査では、こうした「名もなき家事」の負担について、
妻側がその約9割を担っていると
いう結果も報告されています。
もし今、あなたが「なぜ自分ばかりこんなに
疲れるんだろう」と感じているとしたら、
それは気のせいではなく、
統計としても裏づけのある、
構造的な偏りである可能性が高いのです。
頑張りが足りないのではなく、
そもそも負担の配分そのものに偏りがあるという事実を、
まずは知っておくだけでも気持ちが楽になります。
もちろん、これは「相手が悪い」という話ではありません。
多くの場合、献立を考えるという作業がそもそも
「見える化」されていないために、
負担そのものに気づいてもらいにくいという構造があります。
「今日は何にしようか、
一緒に考えてもらえる?」とひとこと伝えるだけでも、
その存在に気づいてもらえるきっかけになります。
見えない負担は、
言葉にして初めて共有できるものだからです。
家族に伝えるときのコツは、不満としてぶつけるのではなく、
「困っている」という事実として穏やかに共有することです。
相手を責める言い方になってしまうと、
かえって話し合いが難しくなってしまいます。
「一緒に考えてくれると助かる」と
いうシンプルな言葉の方が、
案外すんなりと受け止めてもらえるものです。
「手抜き」への罪悪感を、まず手放してみる
献立を考えるのがつらいとき、
多くの人が抱えてしまうのが「手抜きを
している」という罪悪感です。
冷凍食品に頼った日、同じメニューが続いてしまった日、
惣菜を買って済ませた日。
そのたびに、心のどこかで「ちゃんとしなきゃ」という声が
聞こえてくる人も多いのではないでしょうか。
誰かに何か言われたわけでもないのに、
自分で自分を採点して、勝手に落ち込んでしまう。
そんな経験がある方も、きっと少なくないはずです。
よく考えてみると、「毎日手作りの、
栄養満点の献立を出すべき」という基準は、
いったい誰が決めたものなのでしょうか。
誰かにそう命じられたわけでも、
契約書を交わしたわけでもないのに、
いつのまにか自分自身に「台所係」を任命し、
高すぎるノルマを課してしまっていること
が少なくありません。けれど、
決断疲れという仕組みを知ったあとでは、
少し違う見方ができるはずです。
献立を考える負担を減らす工夫は「手抜き」ではなく、
限りある決断のエネルギーを、
本当に大切なことのために
取っておく選択だと言い換えられます。
「もったいない使い方をしない」という意味では、
むしろとても合理的な考え方です。
限られたエネルギーを、
毎晩のメニュー選びだけに使い切ってしまうより、
子どもとの会話や、自分自身の休息のために残しておく方が、
よほど価値のある使い方だとは思いませんか。
冷凍食品や惣菜には、それぞれの企業が
長年かけて磨き上げてきた栄養バランスや調理の工夫が
詰まっています。それらを上手に頼ることも、
立派な生活の知恵のひとつです。
「手作りかどうか」より、
「今日、無理なく食卓を整えられたかどうか」の方が、
本当はずっと大切なことなのかもしれません。
SNSを開けば、
彩り豊かな手作りごはんの写真が次々と流れてきます。
それを見て、「自分はできていない」と落ち込んで
しまう方も多いかもしれません。
けれど、そこに写っているのはその人の暮らしの中の、
たまたま余裕のあった1回分の食卓にすぎません。
毎日をそのまま比べる必要は、
どこにもないのです。
画面の向こうの誰かと比べる時間があるなら、
その分だけ自分自身をねぎらう時間に使ってみてください。
比べる相手は、他の誰かではなく、
昨日の自分で十分なはずです。
今日より少しだけ楽にできたなら、
それだけでもう十分な前進だといえるでしょう。
ちなみに、
「手放せない・捨てられない」という罪悪感については、
服が捨てられない心理、罪悪感より先に知ってほしいこと
でも取り上げています。根っこにある心の動きは、
献立への罪悪感とも通じるところがありますので、
よろしければあわせてご覧ください。
今日からできる、決断の負担を軽くする工夫
決断疲れの仕組みがわかったところで、
ここからは具体的な工夫を紹介します。
どれも「今日決めるべきことの数を
減らす」という考え方が土台になっています。
①曜日ごとにゆるく「型」を決めておく
月曜は麺類、火曜は丼もの、
週末は冷蔵庫の残り物で自由に、
というように、
おおまかなテーマを曜日に割り当てておく方法です。
厳密なルールにする必要はありません。
「今日はこの方向で考えればいい」と
いう選択肢の幅が狭まるだけでも、
決断にかかる負担はぐっと軽くなります。
選択肢がゼロから無限にある状態と、
あらかじめ数種類に絞られた状態とでは、
脳が感じる負荷がまったく違います。「今日は火曜日だから、
丼もの系で何か」と考えるだけで、
献立決めのハードルはずいぶん下がるはずです。
②作り置きで「その場で決める回数」を減らす
週末などにまとめて調理しておくと、
平日の「何にしよう」を丸ごと省略できる日が作れます。
作った瞬間に、
その日の献立決めがひとつ済んだことになるので、
1週間トータルで見たときの決断の総量そのも
のを減らせるのが大きな利点です。
忙しい時間帯にゼロから考えるのではなく、
比較的余裕のあるタイミングでまとめて考えておく、
という順番の工夫でもあります。何を作るかを、
一番疲れていない時間帯に決めておく。
それだけで、毎日の負担の感じ方はずいぶん変わってきます。
作り置きを長持ちさせるコツについては、
作り置きのコツ、実は容器より「冷まし方」が9割だった
で詳しく解説していますので、
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
③「決めない日」を家族と共有する
すべてを自分ひとりで背負う必要はありません。
「今日は何にするか、一緒に考えてほしい」と家族に率直に
伝えてみるのも一つの方法です。
決断そのものを分担することで、
献立決めが「あなた一人の仕事」から
「家族みんなの日常」に変わっていきます。
子どもに「今日どっちが食べたい?」と
2択で選んでもらうだけでも、
決断の一部を分け合うことができます。
小さな工夫の積み重ねが、
毎日続く献立決めの負担を、
少しずつ軽くしてくれます。
3つの工夫を、簡単に一覧にまとめておきます。
| 工夫 | やること | 効果の出やすさ |
|---|---|---|
| ①曜日の型 | 曜日ごとにゆるいテーマを決める | ★★★ 今日から可能 |
| ②作り置き | 週末にまとめて調理しておく | ★★☆ 準備に少し時間が必要 |
| ③家族と分担 | 決断そのものを一緒に考えてもらう | ★★☆ 相手の協力が必要 |
すべてを一度に取り入れる必要はありません。
まずは「今日から始められそうなもの」を1つだけ選んで、
試してみることをおすすめします。
献立に迷ったときの、心を軽くする合言葉
工夫を取り入れても、
それでも迷ってしまう瞬間はやってきます。そんなとき、
自分を追い詰める言葉ではなく、
自分を助ける言葉を用意しておくと、
気持ちがふっと軽くなります。
たとえば、「今日は決断疲れの日」「エネルギー残量が
少ないだけ」というふうに、
自分の状態に名前をつけてあげるのも一つの方法です。
名前がついているだけで、
「なんだかわからないまま、
ただつらい」状態から、「原因がわかっている、
対処できる状態」に変わります。
これは献立に限った話ではありません。
仕事の書類選び、洋服選び、
週末の予定決め。あらゆる場面で「決断疲れかも
しれない」と気づけるようになると、
自分を責める前に、
まず休む・まず減らすという選択肢を選べるようになります。
献立で身につけたこの視点は、
きっと暮らしのいろいろな場面で、
あなたを助けてくれるはずです。
もうひとつおすすめしたいのが、「3秒ルール」です。
冷蔵庫を開けて、3秒以内に思いついたものを、
そのまま採用してしまうというシンプルなルールです。
「本当にこれでいいのかな」と何度も考え直してしまうと、
かえって決断疲れが深まってしまいます。
最初に浮かんだ案は、
実は冷蔵庫の中身や体調を無意識のうちに考慮した、
案外理にかなった選択であることが多いものです。
迷ったときほど、考える時間を延ばすのではなく、
あえて短く区切ってみてください。
長く考えたからといって、
必ずしもより良い答えにたどり着けるわけではありません。
むしろ考えすぎることで、
選択肢同士の違いがどんどんわからなくなり、
余計に決められなくなってしまうことの方が多いものです。
「これでいいや」と決めた日の献立が、
案外家族に好評だった、
という経験をした方も多いのではないでしょうか。
それでも決まらない日があってもいい
ここまでいくつかの工夫を紹介してきましたが、
それでも「今日はどうしても何も思いつかない」という日は、
これからもきっとあるはずです。
仕事で疲れ切って帰ってきた日、
子どもの用事に振り回された日、
理由もなく気力が湧かない日。
そんな日は、
無理に完璧な献立を考えようとしなくて大丈夫です。
冷凍うどんに卵を落とすだけの日があってもいいし、
コンビニのお惣菜を並べるだけの日があってもいい。
それは手抜きではなく、限りある決断のエネルギーを、
今日はその日のうちに使い切ってしまっただけのことです。
翌日にはまた、新しいエネルギーが戻ってきます。
1日くらい「決めない日」があっても、
それでバランスが崩れてしまうようなことは、
決してありません。むしろ、
「今日は楽をする日」と
あらかじめ決めておくくらいの気持ちでいる方が、
心にゆとりが生まれます。子どもの頃、
給食の献立表を眺めるのが楽しみだった、
という方もいるかもしれません。
あの献立表は、栄養士さんという専門家が時間を
かけて考えてくれたものです。
毎日それを一人で、
しかも仕事や家事と並行しながら考えているのですから、
できない日があるのはむしろ当たり前なのです。
毎日欠かさず食事を用意してきたこと自体が、
すでに十分すぎるほどの積み重ねなのですから。
頑張れない日があるからこそ、
頑張れる日のありがたさも見えてきます。
「今日はできなかった」ではなく、
「今日はここまでで十分」という言葉に、
少しずつ言い換えていってみてください。
まとめ
今日ご紹介したポイントを、
ひとことでまとめると献立が決まらないのは、
根性や愛情の問題ではなく「決断疲れ」という誰に
でも起こる脳の仕組みのせいだということです。
その仕組みを知っているだけでも、
「今日は決められなかった」という日への見方が、
少し変わってくるはずです。
曜日ごとの型を決めてみる、
作り置きに頼ってみる、家族に決断を分けてもらう。
できることから、少しずつで構いません。
いきなり全部を変える必要はなく、
今週は1つだけ試してみる、
くらいの気軽さでちょうどよいのです。
決断疲れという言葉を知っているだけで、
「なぜか今日は決められない」と
いうモヤモヤの正体がわかり、
自分を責めずにすむようになります。
毎日くり返される「何にしよう」という問いは、
これからも簡単にはなくならないかもしれません。
けれど、その問いに振り回されるのではなく、
少し距離を置いて「今、
決断疲れが出ているんだな」と眺められるようになるだけで、
毎日の食卓との向き合い方は大きく変わっていきます。
献立を考える負担が軽くなった分だけ、
食卓を囲む時間そのものを、
もっと穏やかな気持ちで楽しめるようになるはずです。
今日の夜ごはんに悩んだときは、どうかこの記事のことを、
少しだけ思い出してみてください。
「決められない自分」を責める代わりに、
「今日はよく頑張った」と、
そっと自分をねぎらってあげてくださいね。
献立を考える負担そのものを減らす工夫としては、
作り置きも有効な方法のひとつです。
作り置きに飽きる理由は、レシピ数ではなく”味の設計”だった
では、作り置きがマンネリ化してしまう理由を
詳しく解説しています。よかったらあわせてご覧ください。


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